K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

どこもかしこもぎっちぎち3

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ

そんなワケで香港到着。空港は普通にきれいな感じ。シンガポールみたいにあっと驚く感じでもないし、バンコクみたいにそこそこ新しくて広い割に妙に田舎くさいということも無い、普通に近代的にきれいな印象です。
お手洗いもまあ日本じゃないならこんなもんかねと言う許容範囲ですかな。海外に行って思うようになったのは日本人のおトイレマナーはすごくよかったのね!と言うこと。だって海外のトイレとか空港とかホテルみたいにおトイレ番の方が常駐してせっせとお掃除しててあの有様よ。なんつーか洗面台や床が水でビタビタで紙くずとかが微妙に散らかっていると言う。
途中でのんびりお手洗いに立ち寄った後に、入国審査場へ……Oh、ぎっちぎち
こんなにぎっちぎちの入国審査初めてです。しかもこんなにたくさん日本人。ここは日本か!日本の航空会社で海外行くと向こうで飛行機降りるまでいまいち海外に来た感じがしないのですが、ここまで来てもまだここは日本か!と言う感じです。新鮮だとか最初は思ったのですがすぐ飽きる。ホテル入るの思ったより遅くなりそうだな~と思いつつじりじり待って入国。
入国審査が長かったせいか荷物出てくるのはそんなに待たなかった感じ。到着ロビーにはお出迎えがびっしり鈴なりです。おおう……自分の名前or全日空の札を探さなくてはいけないのだけれど何故か逃げ出したくなる。

ガイドさんは男性の方でした。まあ可もなく不可もない感じのガイドさんで特筆すべきことは無かった。簡単に香港のこととか説明して終了。ビラや名刺や割引券やオプショナルツアーのちらしを配られるかと思いきやそれも無かったです。
今回のホテル送迎は私含めて3人、ちなみに帰りは自力で空港へ。しかし3人しか居ないのに普通のでっかいバスでした。無駄な贅沢ぅ。ホテルもばらばらのようで大陸側のホテル2つに先に寄ってそれから香港島側の私が泊まるエクセルシオールへ。最後か。思ったより遅くなったなあ。チェックインのお手伝いもしてくれるようです。親切親切。しかし3人が3人とも一人旅と言うのも珍しい気がします。
なんか道路をぼんやり見ながら車はどこのが多いかな~なんて考えてて、あんまりにも違和感ないのでなんでだろうと思ったら左側通行だったからでした。そらそうか。元イギリス領だし。車運転する気はサラサラないのでこのあたりは事前にはチェックしてませんでした。
香港ってむやみやたらに高層ビルがあるイメージだったのですが、別に都会じゃないところもあるワケで海辺の郊外みたいなところを走っていくうちに徐々に建物が増えていきます。港のすごい数のコンテナに妙に興奮。街中に入るとこぎれいなお店やビルがびっしりと。都会だねえ。お買い物する人は楽しそうだぁ。アレ?私もお買い物は大好きなはずなのに何故かテンションが上がらないなあ。

IMG_1635.JPGそして最初のホテルに到着、お客さんの一人とガイドさんが降りた後、バスをちょっとだけ移動させて待ちます。私の窓のまんまえがインド人が経営するテーラーでした。インド人のおいちゃんが軒先の古ぼけたボディのスーツを何度も着せなおしているのですがなかなかうまいこといきません。同じビルにインド料理屋の看板も見え、そこの従業員と思しきおねーちゃんとちょっと話したりするおいちゃん。
そんな光景を見ているうちにようやく来たっと言う気がしてくるワタクシ。ワタクシが『外国来たっ』と思えるツボってなんかこういうのなのかね?
おいちゃん、いたくできばえに満足した様子でしたが、ジャケットの裾から織り込んだ中のシャツの袖がはみ出してるんだ……あとボディの台座が段差にかかってて壁にもたれかかってようやくバランスを保ってる状態なんだ……しかしバスの中から黙って見守るのみ。
そしてそのうちにようやく私のテンションも上がってきました。何故かインド人の経営するテーラー屋さんでようやくスイッチが入ったところでバス出発。
香港にインド系って知らなかったんだけど結構いらっしゃるそうです。なぜならば昔イギリス領だったから……イギリス様が連れてきたからデスヨ……。
まあちょっとブラックな香港の歴史ですな。←ガイドブックで聞きかじり
走っているうちに色とりどりの看板がせり出しているザッツ香港な景色も見られてご満悦。

2軒目のホテルは私がちょっとだけ候補に入れてたパシフィックタワーでした。ホテルがちょっと高台になってたので地図で見るより歩いて外に出るのが億劫になりそうな立地だったのでエクセルシオールにしておいてよかったーとか。あと建物が金ピカピンなのも香港らしいと言えばそうなのかもだけどちょっと……。
何故かホテルに併設のショッピングモールにピアノ屋がありました。宿泊客がちょっとピアノを買おうと思ったりする確率は極めて低いと思うのですがどうしてこのピアノ屋はここに店を構えようと思ったのだろうか。謎です。
私ひとりになったバスはずんずん進みます。車内で勧められるままにガイドさんに両替して貰ったのですがこれは闇両替に当たるのか……?空港でちっとも両替できなかったので手持ちが無いのが不安だったんだ。しかも面倒だったので滞在中に必要そうな金額すべて。レートはそうよくは無いのだろうがもう面倒なのでいいかと。

ホテルに着く直前に蜷川実花がどーのと言うでっかい看板があって写真展でもやってんの?と気にかかりましたが、滞在中探し出すことは出来ませんでした。なんかやってたのかなー。もうじきホテルみたいです。