K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

香港芸術館は広いです

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先に言っとくとこのエントリ、一切写真ないかも……。(えー!?)

帰りの電車では割とまだ郊外っぽいところでノートパソコンを持ったインテリっぽい若者がやたら乗り降りする駅があったのですが、IT系の大きい会社か大学でもあったのかちょっと気になる。道に迷ったりして4時までに辿り着けなかったらやめよう!と思っていたのですが、なんか割とスムースに辿り着きました。
でもやっぱり線の尖東駅のあたりの地下道はなんか何もないのにやたら長くて歩くの苦痛です。だいぶ疲れてきた。美術館って地味ィに結構歩くんですけど大丈夫かな。

香港芸術館では常設展に加えて、香港返還15周年記念で北京の故宮辺りから乾隆帝所縁の品々を集めた特設展をやっておりました。おおラッキー!なんかすごいものありそでない?入場料は特設展・常設展合わせてで20ドル。あらお安い。しかもなんか特設展に合わせてつくったクリアファイルをくれました。サービスいいね!
中は写真撮影禁止なので写真ないす。どうでもいい感想のみ……。

時間内に全部は見られない可能性があったので、見たいものから順に見る作戦で。
て言ってもどうしても見たかったのは常設の中の装飾品のコーナーだけなんですけど。なのでひとの少ない1階の小さい常設展示室へまず突撃。いろいろたくさん、かわいい、きれいな宝石やら細工やら見られて幸せでした。清代のものとか豪華なのにデザインが妙にかわいらしかったりしていいすよね。女性用の冠?みたいなのとかすごいきれいでした。ひとつ欲しい……イヤ冠とかもらっても困るか……。
あとお衣装系も少しありましたのでそういうのお好きな方はこちらの展示室は是非見てください。1階の目立たない場所でしたが。
あと、ここの美術館、展示品のカラーで立派な解説カードとかをいろいろ置いているので私はそういうの好きなので取りまくり。ポストカードセットみたいになっているものもあったんですが全部『ご自由におとりください』でした。なんて太っ腹!入り口でクリアファイルくれたのはこういうのあるからなんかな?すぐにファイルはぱんぱんになりました。

でまあ折角なので特設展へ。2フロア使って結構大掛かりな展示でした。家具とかも沢山あったし、離宮の様子をCGで再現した体験コーナーとか展示方法も凝ってました。人も思うほど多くはなく割とゆっくり見られる感じだし私の好きな装飾品の類も結構あったのですが……ゆっくり見ている時間がない!
その上、朝から歩き尽くめなので疲れて気分が少し悪くなりいったん休憩。しかしここ寒いなあ。展示室と展示室の間は総ガラス張りで香港島の風景が楽しめるようになっています。椅子もふんだんにあります。疲れてソファにへたりこんでいたら、横に今どきっぽい女の子たちがやってきて人目もはばからずソファに横になってきゃっきゃ騒ぎ出しました。こういうのはどこにでもいるものなんだなあ。仲間と思われそうなので立って見学再開。
あと、これも特設なのかな、って言うのをやっていました。香港の道徳の本?的なものの挿絵などなど。
そうそう、表示が広東語か英語の二択なので解説はうすぼんやりとしか分かっていません。
生き物にはやさしくしましょうとかそういうのプラス一昔前の風俗の分かる資料と言うような位置づけかな。ほのぼのとした絵柄で内容もほのぼのでいいかな……とか思っていたら、日中戦争時の内容のものがあり(別に日本に対してどうこうと言うのではなく「戦争ってツライよね」的な)それはちょっとなんと言うか見ていて複雑でした。まあ戦争って今風に言うと、ホント誰得?って事ですよね。
この展示もかなり広々とあって絵もホントもうすごいたくさんあってゆっくり見たいものもあったのですが、いかんせん時間が……。最後は駆け足気味になってしまいました。追い出されるようにしてミュージアムショップへ。

割と資料類とか充実していて(読めないから買わないけど英語の書籍も多数もあったので読める方はいいんじゃないかと)、目が出るような複製品からお洒落雑貨までいろいろあってお土産とか買うにはいいのではないかと思いました。しかしいつも外国の美術館とか見て思いますが、折角いい収蔵品持っているので、もっとセンスのいい人にポストカードとか作ってもらえばいいのに……と思います。写真がいまいちだったりデザインがいまいちだったり。被写体はいいはずなのにー。
と言うか、館内でタダで配っている紙媒体のセンスはいいのに売り物のセンスが悪いとはどういうこと?
ここで、なんだかかわいい缶とレトロな香港イラストをコラージュしたプリントのノートを購入。缶はチョコレートの箱の間にあって値段以外なんにも表示がなかったので絶対にお菓子だと思いました。日本に帰って缶を開けたらコースターが出てきたときの私の驚き具合を推察してください。まあ確かに密封されてなかったけどね!
缶のふたと同じ柄のきれいなコースターが入っていました。30ドルだからお得感満載だね!でもこれをお土産に上げようと思っていた友達には昔シンガポールフライヤーの柄のコースターを上げた気がするんだ……。
あ!写真!買ったものがあった!!(↓)
R0019110.JPG

さて時間は六時過ぎ。シンフォニーオブライツまで二時間ばかりありますがノープラン。
しかしすごく疲れた。その上、美術館の中、凍死するんじゃないかというくらい冷房がきいていましてね!身体冷たいし足痛いし……あ、どっかに休みに入ればいいんですね?