K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

続・ちょっとだけ国際交流など(3日目終了)

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そんなワケで本日も遊び倒しまして24時を回りそうな勢いです。
しかしピークからはまだまだバスが出ているのだ。スゲェな香港!ショッピングモールもそれぞれのお店がシャッターを下ろしているだけで中は通り抜けられます。
のでショッピングモールを通ってバス乗り場へ。
なおピークトラムはもう終わっちゃってるようでしたので遅くに行かれる方はお気を付けて。
スタスタ歩いておりますと、

ニーハオ!

と背後から肩を叩かれる。ちっがーう!!と思いつつ振り返ったら、さっきの美少女's。
何?と言えないので何?と言う感じで首をかしげたら、「ここからセントラルに戻るにはどうしたらいいかしら?」。えーと、バスがあるんだよーと言いたかったけど言えないのでなんか「あーばいばす。」みたいな。絶賛カタコト中!
でも「ホント?この時間にバスがあるの!?」つったので通じている。いえす、りありーりありー。日本語的に繰り返し返事しちゃうけど英語的にはコレってどうなんだろう?
……つーかバス無かったらどうする気よおたくら!?
バス乗り場はどこー?って聞かれたんだけど、「ココを通り抜けてあっちいっぺん上がってそれから下りて外出ていちばんはしっこの○番のとこね」って言えるワケねぇよ!
なので、「私もセントラルへ行く。ついてきて。」。それはもう「インディアン、嘘吐かない」レベルの絶賛カタコト中!英語の勉強はもっとまじめにしておけばよかったと思いますぅー。学校英語、バカにできないよちゃんと覚えたら使えるよたぶん。そりゃ砕けたおしゃべりの仕方は覚えられないかも知れないけどさぁ。
英語がしゃべれないので先をスタスタ歩いて無言でバス乗り場へ。無事到着。
しばらく待ったらバス来ました。私が乗るのはファストバスのダブルデッカーだが、こっちよりもミニバスのが賑わっているようでした。遅い時間だけどミニバスの方の乗り場には結構人がいた。彼女らは懐具合的にはミニバスのがよかったのかなどうなのかな。しかしそんなことは心配しても仕方がない。それよりも心配な事がある。

私降りる場所的確に指摘できる自信がないんだよねっ。

終点がセントラルのスターフェリー乗り場なのは事前に調べていたので最悪終点まで行っちゃっても問題ないという理由でこのバスを選んでたんだけど、そしてかなりの確率で終点まで乗っちゃうような気がするんだけど、ひとりならそれでよかったんだけど……まあいいか私にモノを尋ねたのが運の尽きと思って諦めてくれ。

深夜で交通量も少なく途中のバス停にもほぼ乗る人がいなかったので、狭い山道をバスは飛ばしまくり。クネクネしてるから先あんまり見えないし。昼間の6割増しくらいは怖ぇな……。
案の定、美少女'sもきゃいきゃい言ってました。
フフーン、ちょっと楽しいだろう!←何故か自慢げな気持ち
そのうち、どこから来たのー?とか話しかけられる。やめてくれぇぇぇぇと内心思いつつ、じゃぱん、と答える。あ、さっきの誤解(ニーハオ)も解けるな。
ついでに純粋に彼女らがどこから来ているのか私も気になっていて、近いしマレーシアあたりの金持ちの学生さんとかか?とか予想しつつ、あなたはどちらから?と聞いてみたところ、

ロッコだよ!

とな。…………遠ッ!!モロッコですか!!ロッコ
ロッコには私もそこそこ思い入れがあるので、社交辞令ではなく、カタコトなりに「私はモロッコがとても好きだ。私は必ずいつかモロッコへ行きたい。長い休みがとれないから難しいけど。」とかなんとか言っておきました。したらば、「本当?いつかあなたがモロッコへ来るならそのときは大歓迎よ!」。返しがスマート~。

いやはやしかしモロッコ。マレーシアでもそうだけれど距離を考えるとますます、みんながみんな香港くんだりまで旅行に来られるような国ではない筈です。しかもこの若さで。(香港まで来てるってことは)お金持ちの家に生まれて、(英語ペラペラだし)学があって、容姿にも恵まれて……日本の格差とかホント話にならないくらい格差があるんだろうなと思いました。金持ちはますます金持ちになる仕組みがもう目の前にズバリ見えるもの……。

私、個人的に日本は比較的教育の機会が均等である分、意識さえ親が持てば教育を受けることで負のスパイラルはある程度止められるように思うんですよね。うち格別ビンボーだったワケでもないけど、塾には一切行かず高校大学と国公立だったのでそんなにお金かからず大学出ることが出来ましたもん。だから絶望的に貧乏な場合を除き、少なくとも親に定期収入があるくらいの状態なら何らかの大学くらいは行けるだろう。本人の努力が足りなくてお高い私立にしか行けないからと言うのはお金のせいではない。
それでも更に足りない場合には有る程度の成績を修めれば奨学金も出るし。
何がネックかってーと親の意識だと思う。自分があんまりベンキョーとかしなかったひとは子供にも学校のベンキョーとかどうでもいいと言う意識が伝播しているように思う。
いわゆる学歴社会的な部分を肯定するわけじゃないけど、特別専門職に就きたい希望がない限りにおいては四大出ておくのが有利という現状があるならそれに乗っかるというスタンスです。そういうの変えたいとか変えるべきとかは一般庶民のワタクシにはちょっとどうにかできるもんでもないし。

ハイ、旅行に全然関係無い!
他にもモロッコからだとどうやって来るんだとか直行便はあんのかとか学生さんなのかとか聞いてみたいことはあったけど、私、英語できない人だからね!?会話、終了。弾まず。

……きまずぅー……。

こうなるのが心配で一緒のバスとか不安だったんだよー!!うえーん!!
なんとか拷問を耐えきり、予想通りセントラルの駅で降りそびれて終点のスターフェリー乗り場へ到着。ロータリーがまっくらやぁぁぁ!
なんかちょっと彼女ら不安そうだったんだけどここからどこ行くか聞いてないしね!私もあっちにそこはかとなくMTRの看板あっからそれ目指していくだけだしね!
つーことでばいばーい!とか挨拶しておいて別れました。
そしてその後、シャッターの閉まったショッピングセンター内で少々迷った後、なんとかMTRのホームに降りられまして無事ホテルへ戻る。
迷ってる途中で同じく迷っている彼女らを見かけましたが声はかけませんでした。
私も迷ってるんだもん!そして相談する会話能力もないんだもん!!

ホテルへ戻ったら1時前だったんですが、根性でシャワーを浴びてそれから近所のマッサージ屋へゴゥ!!安いマッサージを受けておかねばっ!!時間が時間なので短いコースでないと駄目かなーと思ったんですが二時間のでもいいって。足とボディと両方。遠慮無くやって貰いました。すげぇ気持ちよかった。
終わったら三時半とか。おねーさんにはチップを渡しておきました……。

今日乗ったもの:トラム、MTR(郊外線)
今日食べたもの:甘いトースト・ミルクティー(輝記)、スモークサーモンのサラダ・レモンティー(香港芸術館のレストラン)