K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

ロシア正教会のミサっぽいやつ

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さてではアレクサンドル・ネフスキー教会の中に入ってみましょうかと思ったら、なんだか周囲が騒がしくなってきました。なんか鐘とかガンガン鳴り出すし。
なんだなんだと見守っていたら、出入口からいろんな格好をした聖職者の皆様と信者の方々が列をなして吐き出されてきました。そして教会の周りをぐるぐるぐるりと……。

なんだか厳かでエキゾチックな雰囲気です。
そしてそれを(わたし含め)撮影しまくる観光客です。
そういや今日は日曜日なのでミサをやっていても不思議ではありません。正教会安息日のミサってこんな感じなんでしょうか。でも正教会安息日は土曜日らしい。
だから結局コレがなんなのか今もって分かっていないのですが。
そしてこのとき初めて知ったのですが、ロシア正教会だと女性は中に入るときにスカーフで髪を隠すんですね。観光客っぽいおハイソそうなロシア人女性の方々が、トームペア城の前あたりでかばんからささっとスカーフを出してかぶってから中に入っておりました。なんだかアジアチック。ちなみに現地のロシア系の方々というのはどちらかと言うと貧しい層になるようです。
ヨーロッパ的なるものとアジア的なるものの交わる大国ロシア、是非行ってみたいなあとこのとき初めて思いました。イヤ、エルミタージュ美術館はいつか行ってみたいものだと思ってはいたのですが「ロシアに行ってみたい」と強く意識したのはこのときが初めてでした。(そしてロシア旅行を計画する2015年2月現在。

ずっとずっと入口で手をあわせるひとたち。
無宗教(*)と言うほどでもないけどそう信心深くもないわたしですが、信仰の深い人々の姿というのはなんだか尊いなあと思います。
ですので、この後もまだ中で何かミサの続きをやっていたので入るのはエンリョしてしまいました。別にスカーフかぶったらぜんぜん入れてくれそうな感じでしたが。
でも正直に言うと中に入らなかったことを後悔しているよ!

 入口のレリーフとか(わたしの勝手なイメージの)いかにも正教会っぽい感じ。
ホント中も入っておけば良かったなあ。こんな感じらしいです。エキゾチック……。(何回言うんだ。

もう一度全体を。青い空にタマネギ屋根。すてきな建物だなあ。

この辺りは古い建物だらけなので、どこを歩いても絵になる風景ばかりです。

お土産物屋さんも結構あって、お店によっては客引きのねーさんが入口にいたりしましたが、隣の店のねーさんと話してたりとか全体にユルーイ感じでした。

石畳は結構ボコボコ系なので観光にはしっかりした靴がよいですね。
 
でもお店ばかりでもなくて普通の住宅も結構ありました。

ここは「あ!ちょこっと見えるタマネギ屋根がかわいい!」と激写していたら、一台の車がやってきてお買物袋を下げた親子がおうちに入っていきした。
ちなみに場所は聖マリア教会の真向かいです。宗派の違うキリスト教会、それも大きなやつがこんな至近距離にあるとか、タリンの複雑な歴史を感じさせる場所です。
その聖マリア教会に入ろうかな~とやってきたのですが、13時まではミサをやっているのでツーリストはそれ以降に来てネ☆と立て看板があったので、別のところで時間を潰すことにします。

*無宗教……遙か昔大学で宗教学のセンセーに「無宗教って言うのは鳥居を蹴飛ばしても『え?だってタダの構造物じゃん?それが何?』って言うくらいのメンタリティのことなので、だいたいの日本人は無宗教ではないです」って教えて貰ったので。なお、「へっへーオレ様鳥居とか蹴飛ばしちゃうもんね~」と言うメンタリティも鳥居に何らかの特別な意味を見いだしている上での発言なのでこれも無宗教ではありません。