K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

メトロへ乗ってバスステーションへ

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ホテルへ預けた荷物のうち、1泊分のお泊りセットだけをピックしてまずはメトロの駅へ。
荷物はわたしにしてはかなり厳選しましたので軽いです。どのくらい厳選したかと言うと、迷った末、部屋暖かいから平気だよネってパジャマは上だけにしました。
ひとりだから問題ない問題ない!(パンツ丸見えでも。
5号線のアブヴォードヌイ・カナール駅がバスステーションの最寄駅なので、ホテルからだとアドミラルチェーイスカヤ駅がいちばん近い駅。そこへ向かいます。

中には入ってませんが途中でストロガノフ宮殿の前を通る。ピンクで可愛い。
名前から察しだと思いますが、ビーフストロガノフを考えた人の家です。普通に立派な宮殿なので中を見学できて、ビーフストロガノフが食べられるレストランもあるそうです。
もう5時を回っているのに真昼間のような青空です。気持ちいい。

どうもついつい地下鉄の入口と言うと、日本とかアジアの都市の地下鉄の入口(地下道の入口みたいなの)を無意識に想像してしまって、海外では割とよく行き過ぎてしまったり見失ったりしてしまいます。だいたい、地上に駅舎があって建物から中へ入って降りるようになってますよね。
ましてやこういう古い街だと駅舎が街並みに完全に一体化しているのでますます見失いやすい。ああいうのって古そうに見えてそう古くない建物なの?それとも上モノは古いんだけどそこから床抜いて地下鉄につなげてるの?どうなんでしょうか。

今回も危うく通り過ぎそうになりましたが、イヤに人の出入りの多い建物だなと見上げたらメトロのマークがあり事なきを得ました。

有人窓口は結構な行列になっていましたが、液晶表示のあるきれいな自動販売機はガラガラ。英語にも出来たので見てみたら1回のジェトンも買えました。
1回乗車で31ルーブル、これを改札に入れると中に入れます。

前評判通り、サンクトの地下鉄はとても深かったです。大江戸線とどっちが深いかな?
エスカレーターが切れ目なく一直線なのでサンクトの方が深く感じますが、大江戸線も大概だと思うんだよね……。東京行くとよくお世話になりますが。
エスカレーター通路内ではラジオのような、宣伝のような音声がかかっていました。
写真はそこそこ堂々と撮って注意されたら消そうと思っていましたが、何も言われませんでした。あんまり警察官とかは見かけなかったです。
構内やホームはピカピカに明るいわけではないですが、そんなに不気味な感じもなく。でもホームに「非常ボタン」みたいなのがあって、雰囲気「ホームから人が落っこちたら押す」とかではなさそうだったので、夜中とかは注意した方がいいかもしれんですね。
地上の改札以外にもエスカレーターの終わり、ホームの入口に小さいブースがあって、強面のおばちゃんが何やら睨みをきかせておりましたが。

乗車駅ではホームに降りてすぐに電車が来たので写真は撮らずに乗ってしまいましたが、ホームはそれぞれにこれからの行き先が分かる表示があって分かり易い。日本と同じ感じ。
これなら乗り間違える心配はなさそうです。

車両も明るくてきれい。阪急っぽい高級感あるカラーリングじゃないですか?
アナウンスが繰り返し流れるけどこのときは良く分かりませんでした。
分かりませんでしたので、路線図を握り締めて停車駅の数を数え……

てたら、隣の席のおっちゃんがものすご話しかけてきました。
ロシア語で。

分かるかい!!別に怒られてるとかそういうのじゃないのは分かるんですけど、何言ってっかさっぱり分からないんですけど!どうしたらいい!?
『分からない』と顔に書いて一応聴いていたら、おっちゃんの方が諦めました。向かいの席のおっちゃんに二言三言話しかけて、二人でアハハと笑ってました。(別に馬鹿にしてる笑いでもない。)
イヤ……すんませんね……あとわたし、停まった駅数えるのに忙しいもんで……。

無事、数え損なうことなく目的の駅で降車。
ホームにきちんと現在の駅名表示もあるので、確認できました。

路線の全体図なんかもありました。点線の部分は新しくできる線なのかな?

地上に上がるとちょっと郊外に来た雰囲気。と言うか街並みが少し新しいと言いましょうか。旧市街とは違い、背の高いショッピングセンターのような建物などがあります。あと1階テナント、上階マンションみたいな建物とか。それでも古いデザインですが。
そんで駅名のカナールはカナルなので、大きな川が近くにありました。これが運河とかすごいな。サンクトが湿地を切り拓いて造られた街なのだなあと改めて実感。

川の向こうにロシア教会の屋根が見えます。夕陽に照らされてノスタルジックな風景。水辺と夕陽の親和性の高さはなんなんでしょうか。さてでは地図を……。

…………地図がないですね。