K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

木造建築博物館「ヴィタスラヴリツィ」・その1

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
と言う訳で、わたしがノヴゴロドで第一の目的としていた野外木造建築博物館に到着しました。


受付はかわいいログハウス風の建物です。
受付前の道路沿いは広い路肩なのか博物館の駐車場なのか限りなく曖昧な感じで、観光バスや車がたくさん停まっていました。路線バスで訪れる観光客・外国人観光客はかなり少数派のようで、車やバスから降りてくるのも殆どロシア人のようでした。国内旅行ですな。
結婚式の車もありますね。見学中には行き合わなかったので、写真を撮って帰るところかな。
この日は土曜日で天気がよかったこともあり、結婚式をしたカップルにはよく行き合いました。どうも式を挙げた後、そのまま参列者を引き連れてヒューヒュー冷やかされながらいろんなところで写真を撮ると言うのが一般的なようで、翌日のサンクトでもよく見かけました。
受付で人差し指をビシッと立ててひとりであることを主張、150ルーブルを払って案内図と入場券を貰いました。たぶんちゃんと大人料金だと思います。
さっきのバスはいったいなんだったのか……。

園内は結構広い様子。整備された森の中に伝統的な建築物を移築して展示しているようです。

まずは大きな建物が密集していそうな受付からほぼまっすぐの中央奥へ向かうことにしました。
空気が冷たいですが、日差しが眩しく景色だけは春のようです。実際には西日本生まれのわたしにはもうものすご寒いんですけれども!冷える!!真冬ですよ!
そして中央の広場に到着。

そうコレコレコレコレー!すげえ!!
これ見に来たのー!あの屋根の瓦みたいなのもぜんぶ木なんですよ。そんでデザインかわいい。
浮かれ気分で写真を撮りまくり。天気がよいのでヘタの写真も当社比きれいに映りますし。

軒のところの飾りとか超細かい!カワイイ!キャー!(バカ)
大きな建物は殆どが中に入れるようになっていて、中は当時のインテリアなどを再現していて、民族衣装を着たおばちゃんが待機しているところもありました。
本物のおばちゃんと人形のおばちゃんと両方居るのはちょっとびっくりしますが。
口コミによるとこのおばちゃんがいろいろ解説をしてくれるけれどロシア語なので分からないと言うことでしたが、わたしが行ったときには明らかにこいつロシア語通じねえだろと思われたのか解説はありませんでした。入れる場所とかは教えてくれましたけど。

そんで、ひときわでっかい教会の建物は中は入れないけれど二階のテラスに上がれるようになってました。もちろんバカと何とやらのバカの方なので上がれるところには上がります。



上がって下を見下ろすと思ったより高い感じです。面白いのに意外と上がってくる人が少ない。
まあどんな方が上がって来るかと言うと、主にお子様ですね!

校外行事とかの定番スポットなのか、先生に引率されていると思われるお子様の集団をたくさん見掛けました。男子がアホなのは世界共通のようで、この2階に上がってくるのは殆どがそうした子供集団の男子で、追いかけっこなどしてました。
満足したので下に降ります。

中も入れたら面白いだろうなあ!古いし安全面とかで無理なのかな。
大きいのでうまい感じに全体が撮れません。屋根マジかわいいよ。すごい。

この中央広場の密集地帯以外にも、広い敷地に点々と建物があるので歩いて見ます。

これはさっきのよりちょっと古い教会だったかな。教会は殆ど中に入れませんでした。
お子様が敷地の端にキャッキャ言いながら走っていくのが見えたので、ついていってみました。

川岸に出ました。たぶんここはもうヴォルホフ川だと思うんですけど。イリメニ湖ではなく。
デカい。空と雲がきれい。大地が広い。
ああ、ホントここまで来てよかったな。
しみじみしながらもしっかりお子様の一人を捕まえ記念写真を撮って貰おうとして、ぬかるみにハマりました。イヤ出来るだけ水辺に近付こうと思って……。誰だよお子様は。
ブーツ履いててよかった。靴なら大惨事でした。
なお、翌年同じブーツで今度はハバロフスクのぬかるみに絶賛大ハマリすることになります。
じっと景色を見ていると寒くなってきたので、遊歩道に戻ります。