K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

ロシアの田舎道をぶらぶら

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木造建築博物館の敷地を出てふとバスでやってきた道を見ると、ユーリエフ修道院が見えていたのでこれ歩いて戻れるんでね?と言うことで、歩いていって修道院も見学することにしました。
しばらくテクテク進んで振り返る。

道がドまっすぐで、近いのか遠いのかよく分かりません。
道を外れると湿地のようでした。微かに水音が聞こえてくるので沼ではないところもあるみたい。

車も人も通らず、水音と鳥の鳴き声くらいしか聞こえません。天気も良いですし、音と景色は春なんですが、実際は寒いです。でも冷たい空気も気持ちいい。
しかし、でっかいトレーラーみたいなトラックが猛スピードで通り過ぎていき、あんなのに接触して路肩にふっとばされたら、トレーラーも気付かないかもしれないし、目撃者もいないし、何日も見つからないだろうなあと思うと、ちょっとドキドキ出来ました。 

あと実際問題、バスに乗れなかったら地図をもっていないので戻れるかどうかあやしいです。
歩き方先生には中心部の地図しか載っておらず、「木造建築博物館、ユーリエフ修道院→」ってよくある矢印表記が道なりに地図の端にあっただけだったので。まあバスに乗るからいいかと自分でGoogleMapなりなんなり見なかったわたしもわたしです。
だってこんな寂しい道だなんて思わなかったんだもん!

10分ほどで、修道院に到着。駐車場もあり結構車が停まっています。

後でガイドブック見たらわずか1kmほどだったらしいのですが、あまりにも心細くなる道だったのとフラフラ写真を撮っていたのとで、もっと長く歩いたような気がしました。
教会の敷地の入口には「貧しいわたくしどもにお恵みをヨヨヨヨ(演技)」系のおばちゃんたちが数人立っていました。言葉は分かりませんが、裸で小額紙幣を握り締めて腰を折りつつも顔はしっかりこっちを向いて片手を差し出してくるって寄付とかじゃないだろ!
教会の寄付の箱は別にちゃんとあったしね!
必ずしもこういうひとたちにお金あげないこともないですけど、まあ基本はあげないですけど、このおばちゃんたちは絶対演技だ!と思いスルー。
だってロシアとかって社会保障ある程度しっかりしてそうじゃないですか。
サンクトでもホームレスとか見なかったし。で、一見色の地味な小汚さそうな服をチョイスしてはいるんですけどしっかりめっちゃ着込んでるし。近付いても臭わないし。顔色も悪くないし。
果たして帰りにこのおばちゃんたちがキャッキャと札束を数えながら帰るのを見たわたくしです。あれ小額紙幣が多いとは言え、結構な額になると思うよ?
関係ないけど、こういうひとにお金を上げるか否かって捨て猫に餌をやるか否かってことといっしょかなと思う。あげたところで貧しい人たちの問題を根本的に解決できるわけでもないけど、あげればとりあえず助かるしなかったらなかったでどうにかなるかならないかって言う。
まあ基本わたしは人間にはあげない派。捨て猫にはあげることもある派。猫は人間よりも絶対に弱いし、あげなくても恨んだりしないしあげればとりあえず喜ぶからさ……。

なお協会の寄付の箱にはきちんと小銭を入れました。ここは入場料要らないので。