K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

ロシア旅行いろいろまとめ~ロシアよいとこいちどはおいで~

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さて、ロシア旅行を終えてたいへん楽しくみなさまにおすすめしたい気満々なのですが、いかんせん面倒な面もあり、それは今までも書いてきたのですが、一応まとめて置こうと思います。
珍しく普通の旅行ブログみたいなことしてますよ!!

<ロシア旅行を終えての感想とロシア旅行のススメ(ダイマ)>
行く前は色々と不安要素もあり、帰った後も無事帰れはしたものの分からないことがたくさんありますが、それを差し引いてもとても楽しく良い旅行でした。
正直なところ「ちょい悪」なイメージを抱き、また、それに惹かれて選んだ旅先でもありますが、当たり前ですが実際に訪れたそこには普通の人の普通の暮らしがありました。
気温はまだ5度だと言うのにピクニックやバーベキューに出掛けるひとたち、教会で結婚式を挙げそのまま公園や名所旧跡でウエディングフォトを撮る新婚カップルにそれを笑顔で見守る友人や家族、戦勝記念のコンサートで何かの朗読劇に涙するご老人……いろいろなことが印象深かったです。長い冬が明け春の訪れ、そして近付く戦争記念日となんとなく街がそわそわとしているときにわたしは訪れたのかもしれません。
そして教会で熱心に聖母のイコンに祈りを捧げるひとたち。
気候的にも政治的にも厳しい時期があり、その中で深い信仰が育まれていったのでしょうか。
意外と言うと失礼かもしれないんですけど、すごく繊細な情緒を感じる場面が多かったです。
また食べ物はアジア的な要素を強く感じるものも多く、そこからはヨーロッパ的なるものとアジア的なるものを抱えている国なのだなと感じます。
ロシアとひとくくりにしてしまうには、地域的にも民族的にも多様なものを抱えている場所だと思いますので、もっと他の場所にも行ってみたいなとすごく思いました。
それにですね、ことサンクトに関して言えば、豪華な美術館に目を見張る教会の数々、古い街並を縦横に巡る運河、おいしい料理にショッピングができる場所もたくさん……とこれでなんでもっと日本人行かないんですか!?と不思議になる場所でした。
もっとみんなロシア行こうぜ!!

<ロシアビザについて>
ツアーに参加される場合は(フリープラン含む)、ツアーの会社で全部やってくれるので割愛。
個人旅行の場合でいちばんまっとうで簡単な取得方法は、ロシア政府に認められた旅行会社でホテルと、あればシベリア鉄道や国内線などのロシア国内での長距離移動を手配して、いっしょにビザも取得してもらうと言うもの。
しかしこれがべらぼうに高い。
どのくらい高いかと言うとBooking.comで5,000円くらいで泊まれるホテルが10,000円くらいになってました。最初ヘルシンキから国際列車でサンクトペテルブルク入りしようと思ってたので列車の見積もりもしてもらいましたが、これはそこまで高くなかったような……。
でもうひとつは個人でホテルを予約し、ホテルでビザサポートをしてもらって、自分でロシア大使館へGO!と言う方法。これは地方在住のわたしには試せないので詳細不明です。
で最後の方法ですが……ホテルも日程が決まってなくてok!パスポートとメモを送ってお金を払えばビザを取るよ!!と言う非常に不安でいっぱいになる会社がネットでいくつも見つかるのです。
わたしはこれを利用しました。
これで大丈夫かなと判断した詳細な経緯などは、「ロシアビザ、それが問題だ(1/2)」、「ロシアビザ、それが問題だ(2/2)」をご覧ください。
結果、まあ取り敢えず大丈夫でした。

<滞在登録について>
ロシアビザ、それが問題だ(1/2)」、「ロシアビザ、それが問題だ(2/2)」でも触れていますが、必ず必要だと言う情報と1週間以上同じ場所に滞在する場合に必要と言う情報が見つかります。旅行を終えて、しかし、結局どっちが正しいのか分かりません。
わたしは民泊などは利用せず、通常の外国人も受け入れているホテルに泊まりましたが、基本ホテルは1泊からでも滞在登録はする姿勢でした。
しかしこの滞在登録は役所的なところで行うようで、金曜の夜にチェックイン・土曜の朝にチェックアウトしたノヴゴロドのホテルでは滞在登録はしてもらえませんでした。ホテルのフロントの女性に「滞在登録がないけどいいの?」ってきかれたんですよね。いいの?って言われても、わたしも分かりませんよ!(詳細は「滞在登録何ソレおいしいの?」にて。)
で、滞在登録が1日足りていないので結構ドキドキだったのですが、何事もなくこうして無事に帰国しております。が、ホントは不味いけど見逃されたのたのか、もともとそれで大丈夫なのかは不明です。
見逃されたにしても、1日滞在登録がないけどまあいいかと言うことなのか、出国審査の際に滞在登録を必ず照会しているわけではないからなのか……。

<行き方や日程など>
参考に私の日程など(松山-東京間は略)。

4/23
00:30HND-06:45DXB(EK313)
10:05DXB-15:10LED(EK175)
ホテルに送迎を依頼し、チェックイン。
付近を散策後、ロシア美術館(開館時間延長日)を見学。
<サンクトペテルブルク泊>
4/24
エルミタージュ美術館見学
夕刻、長距離バスでヴェリーキー・ノヴゴロドへ移動
<ヴェリーキー・ノヴゴロド泊>
4/25
木造建築博物館・ユーリエフ修道院を見学。
クレムリン内を見学。
夕刻、長距離バスでサンクトペテルブルクへ戻る。
<サンクトペテルブルク泊>
4/26
個人で、エカテリーナ宮殿を見学。
市内で買物少々。
夜、コンサートへ行く。
<サンクトペテルブルク泊>
4/27
徒歩で市内観光。
イサク聖堂、ペテロハバロフスク聖堂など。
夕刻、ネヴァ川の遊覧クルーズ。
<サンクトペテルブルク泊>
4/28
徒歩で市内観光。
血の上の救世主教会、カザン聖堂など。
午後、空港へ向かう。
17:10LED-00:10DXB(EK176)
<空港泊>
4/29
08:00DXB-22:45HND(EK312)

こんな感じのドバイ経由、サンクトペテルブルクのみの滞在に絞りました。
モスクワ・サンクトペテルブルクの2都市を一度に観光する場合は、成田からモスクワに飛んで……と言うのが多いパターンではないかと思います。
サンクトに絞るのであれば、フィンエアー使ってヘルシンキ経由というのもお手軽かなと。ヘルシンキサンクトペテルブルク間に高速列車もありますので、これを使うのも楽しいと思います。
わたしがドバイ経由を選んだのは、実質のフライト時間や待機時間は長いものの、羽田夜発の便で時間を有効に使えたのが決め手でした。
他ヨーロッパの主要都市からも行けるので、羽田夜行便利用だとパリとかフランクフルトを経由してと言う選択肢もありましたがこれは航空券代かなり高かったです。

<英語は通じるのか>
そこそこのホテルではまず間違いなく通じると思いますが、観光地やレストランなどはたまに英語が分かる人もいるかなと言うレベルで、殆ど通じませんでした。
道を尋ねたい場合などは、行き先をロシア語で書いたメモなどを持っていた方が良いと思います。
英語が難なく話せる人にとってはかえって不安要素かも。
簡単なロシア語を勉強して行くといいと思いますが、わたしは、ダーとニアットとスパシーバだけで乗り切りました……。あとハラショーも分かるハラショー。

こんなところかな?何か他にもあれば書き足しますが……。
初めてのロシア、ぎゃふんと言わされることもなく楽しく興味深く旅することができ、また行ってみたい国のひとつになりました。
しつこいけど言う、ロシアはいいぞ!