ドバイへテイクオフ

前回、サンクトペテルブルクを訪れた際には羽田から飛んだのですが、それだと帰りがちょっと不便だったので、関空便を使うことにしました。行きも深夜発・帰りも深夜発、長いフライトですが寝ている間に着いちゃうから（たぶん）らくちんだね！作戦です。
今回半休を取り、大阪への移動は高速バスを使用しました。

イヤ、MYJ-KIXはピーチアビエーションが飛んではいるんですけどね！（*）
20：35KIX着なので「予定通り飛べば」ボーディングに間に合いはするのですが、
予定通り飛ばなかったら詰みです。
LCCへの不信感いっぱいのわたしは高速バスをチョイスしたのでした(*)。
大阪・梅田まで出ちゃうと、中心部通るので混んでて時間かかるし、結局関空までかかる時間はリムジンバスなら大差ないので、神戸・三宮までバスで移動、三宮からリムジンバスで空港へ向かいます。高速バスの預かり荷物規定を確認すると、厳密には大きいスーツケースは預かりの対象外のようです。
明確な判断基準はなく「現地で追加料金をいただくこともある」「お預かりできない場合もある」みたいな……イヤお預かりできなかったらたいへん困るんですけどね？
でもたぶんこの書き方は、余程バスが混んでるとか余程バカみたいな大きさと数の荷物を持ち込まなければ大丈夫（＝そういう人がいれば断るための口上）と判断しました。
……でも直前までドキドキしてました。

荷物については杞憂に終わり、予定通り約5時間で19:20三宮到着。
狭いの駄目なひとはアレかもしんないですけど、飛行機のエコノミーより高速バスのほうが絶対ラクじゃないですか？（しかし今まであまり同意をいただけない意見。）
バスの到着するミント神戸からリムジンバスの発着所までは少し歩きました。夕方で人も多く、以前利用したもののあんまり場所を覚えていなかったので、最短接続の約10分後の便には間に合わないかと思いましたが、これも間に合い実にスムーズに関空に到着。
おかげさまでサクッと搭乗手続きをしてサクッと出国して、21時半。ボーディングは22:50の予定なので余裕の時間です。
機内食は出ますが我々昼から何も食べていないのでおなかぺこぺこです。
しかし、関空の制限エリアはいまいち飲食店が少ないのでありました。551とか食べたいけど出国しとかないとなんか不安なんで……。
少ない選択肢の中からプロントヘ。おビールたんは正義。
クワトロフロマッジとカプレーゼを2人でシェアして軽めの夕食。
2人で「なんかもうだいぶこれで満足してるよね」と言う話など。「旅行に出かける」気分の高揚感だけでだいぶ楽しめてしまっているお手軽な我々です。

その後、ホロ酔いでお化粧品でも買おうかな〜と免税店を冷やかそうと思ったら、関空はCHANELコスメの専門店があるんですね。テンション爆上がり。
そんなにブランド物買ったりしないんですが、CHANELのネイルカラーに関してはものすごい好きなんです。発色が良くて不器用でもきれいに塗りやすいのと、カラーネームがすごい詩的でそそられるんですよ。ロータスルージュとか。
それでフラフラとのぞいてまんまと買いました。
もともとはトップコートとベースコートだけ買う気だったのに……おそるべしクリスマス限定品。イヤもうクリスマスなんだ……。

丁度よく時間もつぶれたところで、搭乗。機内はそこそこ混雑しておりました。

エコノミーでもこんなきちんとしたお食事のメニューが配られます。
深夜便なので軽食が出ます。ぜんぜん軽食じゃないけど。
そしてお気付きでしょうか。右隅をご覧ください。

……初めから頼んでやりましたよ八海山を！

わたしにはどうせコレが似合いなんでしょう？(*)
お酒もおいしゅうございましたし、ごはんも機内食としては上等の部類でした。
でも今回はアラブ飯じゃなかったので残念。
まあ向こうでもりもり食べてやりますとも！

フライトルートはこんな感じ。フライトマップにたまにカーバ神殿の方向と距離が出るのがムスリム仕様って感じですね……。
機内プログラムも充実していますが、明日の観光に備えておとなしく眠りました。

目覚めましたら朝ごはん。洋食をいただきましたがおいしゅうございました。
さあいよいよドバイへ到着です！
（外はもう明るいけど通路側なので写真はないよ！）

*その後の2017年、「万が一飛ばなければ高速バスでカバーできる」条件が揃っていることを確認して結局使用しました。関空で前泊パターンですね。以前はそれやると関空近辺の宿泊費が高くてLCC使った意味ないじゃん！だったのですが、関空エアロプラザにファーストキャビンがオープンしまして使い勝手が良くなりました。やや設備の割に割高感ありますが、空港直結なので早朝出発でもあんし〜ん！それとLCCの客捌きが進化したのか、ピーチがジェットスターと比べて優れているのか知らないですが、ジェットスター利用時のような阿鼻叫喚地獄絵図はありませんでした。

*別にディレイや欠航は経験していないが、JLで国際線予約をした際に帰国後の成田/羽田間移動がないとラクなのでは？と国内移動便でNRT-MYJのあるジェットスター（JLへコードシェアしている、荷物などの扱いは良いチケットと同じ扱い）をチョイスして、LCCにと言うか、LCCの客層に絶望し、極力乗るまいと思ったのもある。（→「客層の悪いLCCだと助かる事故でも死ねる気がする。」）

*前回DXB-HND便で「白ワインください」（英語）と言ったら何故か八海山を手渡されたのです……！（ロシア旅行記・「帰国します・後編」）