K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

メトロ、歩行者にやさしくない道路を経てチェックイン

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ドバイは沖止めなので、入国や乗継に時間かかるとか言われたりしますが、確かに沖止め+バス移動でしたがやたら時間のかかる印象ではありませんでした(前回も)。バスが意味不明に停車することもなく、さっくり建物入口まで動きましたので。
広い空港ですが案内表示もしっかりしており、イミグレも手際がよくさらりと入国。
降りた人は殆ど乗り継ぎへ行ってしまい、入国する人は少なかったと言うのもあります。寂しいッ!
5:45着で荷物回収時点でまだ6:10ですもん、ぜんぜん時間かかってない。
飛行機あんなに混んでたのに出てくる荷物殆どなーい!f:id:typekk:20170830013748j:plain
わたしが2人分の荷物を回収している間にオカンは躍動的な写真を撮っていました。

ホテルのチェックインは14時からだし、こんな早い時間に街に出てもしょうがないので、空いてる空港のお手洗いで顔を洗ったりお化粧をしたりして身づくろいを整えました。こういうときひとりじゃないとラクですね、荷物見といてもらって交代でトイレ行けますからね。いつもはちょっと動くにもぜんぶ荷物移動させなきゃですから。
そして両替。今回はパッと使う予定なのでそこそこまとめて両替しました。1AED≒37.8円ほどでした。キャッシングした方がお得だったかな。

歩くのもイヤ、タクシーでボラれる心配をするのもイヤなわたくしが選んだのはメトロのデイラ・シティー・センター駅から徒歩数分のサムウェア・ホテル・アパートメントなので、案内表示に従いメトロの改札へ移動。メトロやバスで使えるICカード、NOLカードをミニマムの25AEDで購入しまして、追加チャージ。f:id:typekk:20170831214233j:plain
シャルジャやアブダビにも足を延ばす予定なので50AEDチャージしてみました。
ちょっと記憶があやふやですが、小遣い帳の書き方からするに、有人窓口でカードを買って自動券売機でチャージしたんじゃないかと思います。旅行者用の赤いカードではなく、面倒なので普通のシルバーのカードを買いました。
駅は改札もホームもとてもきれいでした。ホームドア式のピカピカの構内。f:id:typekk:20170830013757j:plain
車内も路線図や現在地が非常に分かりやすく掲示されていました。これなら安心。

ここらで、滞在中にドバイのメトロを使用して思ったことなど。
こちらでは、乗り物と言えども男性と女性は席を同じくしない習慣がありますので、メトロも女性専用車両があります。痴漢対策の専用車両とはまったく意味が違ってきます。なので女性はほぼほぼ専用車両に乗ります。
たまに間違って外国人男性がぽつんと女性専用車両に乗っていたりしますが、遠巻きにするだけで特に誰も何か言うひとはいませんでした。なお、女性が通常車両に乗るのはオッケーですがこれもほぼ見かけませんでした。
やるとすれば観光客くらいだと思うけど、男性ゾーンの方は大概混雑すごいので、素直に女性専用ゾーンに乗るほうがいいと思う。
ちょっと面白いのが、ひとつの車両で通常ゾーンと女性専用ゾーンに半分から分かれているものがあるんですよ。子供をつれて乗ってきたご家族が、お母さんは女性専用ゾーンへ、お父さんと小学校低学年くらいの男の子は男性専用ゾーンへと分かれ、境目あたりで子供とお母さんがたまにお話していたので、ああカップル・ご家族向けの対応なのかな?と思いましたが。どのくらいの年齢から男子は男性専用ゾーンでないといけないんでしょうね。銭湯の男湯・女湯問題に通じるような気がしますが。
しかしそもそも、外国人労働者と観光客を除いて出歩いている女性の絶対数が少ないので女性専用ゾーンは大概空いていて、ラッシュのときなどこの半々車両では
境目で必死につり革をつかんでいる男性
も多くなかなか大変なものだと思いました。

と言うかそもそもメトロはUAE国籍の方々は少なめなのではとも思いました。
まったくいないではないでしたが、ドバイ・モールやゴールドスークでは白装束のご主人といっしょに歩いているお上品なアバヤをまとった女性を多数見ましたが、メトロでは男女共に伝統衣装の方はあんまりは見ないんですよ。たまに結構若い女性かなって感じの人はいましたけど。アバヤ+会社のID首に下げてる人なども見かけました。
だもんで、もしかしてUAE国民の皆様は自家用車で移動されることが多いのでは?と思ったりしました。渋滞すごいって言いますし。メトロも大概安いと思いますが(当時初乗り2AED)、ガソリンが相当安いってことなんでしょうね。

あと電車乗ってるときって人と目をあわさないように下向いてることが多いのですが、そうすると自然、近くの人の手元や足元を見ることが多くなって。
あのアバヤの女性の方々、靴とか派手できれいなものを履いているし、だいたいみなさん爪もきれいにマニキュアされています。アバヤも何気にレースがあしらわれていたり、みなさまかなりおしゃれさんな印象を受けました。
メイクももともと彫りの深そうな顔立ちに目力マシマシ系だし。

きれいなメトロでつつがなくデイラ・シティー。センター駅へ。
しかしホント何がすばらしいって、地面がバリアフリーエスカレーターもきちんとあるのでスーツケース持っててもラクラク歩けます。
しかし地上に出たところで少々迷ってウロウロしてしまいました。そして少々ウロウロしているときに思ったのですが、歩道と車道にものすごく段差があるのは良いとして、その歩道が突然途切れたり、歩行者信号の青の時間がやたら短かったり、メトロの構内とは一転して外はまったく歩行者にやさしくないのでした。暑い国だし、車持ち多いし、あんまり歩く人いないのかもね……まるで地方都市のような風情。
無事ホテル発見。
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写真はあとで出かけたときに撮ったものですが、この通り、看板みたいなものがなく(あっても位置が高すぎて見えない)ちょっと分かりづらかっただけでした。

フロントで取り敢えず荷物だけでも預かってもらおうと思ったら、あと1時間くらい待てばチェックインできますとのこと。あらあら。
まだこの時点で7:30くらいだったので、じゃあ待とうかと言うことになりました。最初はロビーにいたのですが、レストランがすぐ隣だったのでコーヒーか何か飲んで待つかってことになって、レストランにいますねとフロントに声を掛けて移動。f:id:typekk:20170830013758j:plain
紫をアクセントにしたモダンでお上品な店内、スターバックスじゃないよ!
朝食かと尋ねられましたが、コーヒーだけいただきたいですと伝えたら、壁のメニューを指差されまして、なんとインストアスタバとでもいいましょうか、壁にスタバのメニューが張り出されてました。コーヒーマシンとスタバの消耗品なども備え付けられています。これ大きい会社だったら、会社の食堂とかでやったら儲かりそう……。
外が暑かったので、バニラ風味のフラペチーノっぽいものを頼みました。メニュー名忘れちゃったな。フラペチーノとシェイクの中間みたいな感じで、19AED≒700円ちょっとか。スタバ基準で言うと、物価はやや日本よりも高めに感じる……。
しかし店内の冷房がものすごいので、すぐに冷たい飲み物を頼んだことを後悔しました。暑い国はこうだと言うことを忘れていた……。
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このクソ暑いのに外席とか誰が座るんだいと思ったら、たぶん屋外用の冷房がありますね。うひゃーゼイタクッ!!まあ欧州の方々も寒い冬にストーブ炊いてテラス席に座りますから似たような感覚か。

コーヒー飲みながらぽつぽつ話しながら待っていたら、すぐに時間が経ちました。
フロントに戻ってみたらお部屋の準備ができましたと鍵をいただけました。ビジネスみたいな位置付けのホテルなので、荷物は自分で持って移動。f:id:typekk:20170830013801j:plain

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……予想外に立派なホテルだった。
ホテル決めるときに、どこもかしこも高ッ!2人だからいいけど絶対1人で来るとこじゃないわドバイ!でも折角ドバイだからそこそこ良さそうなとこ泊まりたい!とか思いつつ、便利でまあそこそこなんじゃない、1泊17,000円ほどでドバイだったら安くもないけど2人で割り勘したら許容範囲なんじゃないと言う、消極的選択だったのですが、予想以上に立派でびっくりしてしまいました。
だだっぴろいワンルームマンションって感じで、キッチンとカウンターと、大きなテレビの前にはソファースペースもありますし、1泊なので使わなかったけど大きなクローゼットもありました。メトロの駅がすごく近いので、ダウンタウンとかに比べたら破格で広くて立派なお部屋(住めそう)が使えて、結構いいホテルだと思います。

もちろんセーフティーもあるので、パスポートなどの貴重品は部屋に残して出掛けることができます。わたし己の迂闊さを十分分かっているので、できればセーフティーが部屋にあるホテルにして、極力貴重品は持ち歩きたくない派なんです……。
これはいろいろ考え方あると思うんですが、たぶんホテルでたまたまものすごく悪い従業員の人がいて盗まれる確率よりも、自分で落としたりする確率の方が高いと思うし、外で身包み剥がされても何とかなると言う安心感をわたしは取ります。
少し休憩して、持ち歩きの荷物を整理しましたら、観光に出かけます。