K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

神秘の子羊~底冷えに気を付けよう~

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さて、オーディオガイドをゲットし、解説を聴きながら神秘の子羊の鑑賞です。もともと、こういうリアルテイストな絵画にはそんなに興味のないわたくしですが(だったら写真でいいじゃんという安直な……)、これはもうすごいですね。人物の表情や衣類の動きなど事細かに描かれているのですが、その舞台は現実ではありえない組合せなんですよね。ファンタジーをリアルに描くってなんかこう、すごいなあって思いました。
それにねえ、衣類とかその飾りとかめっちゃかわいくて見ているとときめきます。
……是非、見に来てください!
(鑑賞コメントを放棄した旅行ブログです。)

しかし、先ほども書きましたがここ本当小部屋って感じで。我々がいたときはたぶん十数人くらい人がいたでしょうか。しかし、オーディオガイドは全体を解説した後、各部分について解説していくので、みんな聴いている部分によってちょっとずつ動いたりしていますが、終わったらささっとのいて次の人を招き寄せたり背の高い人は後ろに回ったり、前に近付く人はちょっとかがんだり……と節度を持って譲り合いながら気持ちよく鑑賞いたしました。
……某アジアの国の学生さん(推定)を除いて。
某アジアの国のそこそこ身なりが良いのでグループ旅行の大学生あたりではないかと推測される若者がもう激しく邪魔で。祭壇画のド正面の壁際の床に集団でベタベタ座りこんでオーディオガイドに聴き入ってやがるワケですよ。
おまえらはジベタリアンか!(死語)
座っちゃってるから前に立つと彼らが絵を見れなくなってしまう。だから他の皆様は彼らを避けてすみっこから眺めたり、前を通るときは急ぎ足で通ったりしていました。しかし彼ら彼女らは微動だにしませんでした。座り込むならせめて絵のかぶりつき目の前にするとかつかそもそも土足の場所で座り込むか!?
こんなんだからこんなやつがいるからヨーロッパでアジア人種がなんか冷たくされるとかあるんじゃないのー!?いっしょにされたら激しくイヤです。
大きい括りで見ると同じグループに属すると言うのがなんかね……そうでなければ非常識なやつ~プリプリ!で済むんですけど、なんかイヤだなあ~と思いました。

まあそんなワケで、オフシーズンに訪れた我々はほぼほぼ大人らしく皆が譲り合って気持ちよくそれぞれに納得するまで鑑賞ができたわけですが、ピーク時にはどうなるの!?とちょっと思いました。入場制限とかしないと大変な事になると思うのですが、実際にされているのかなあ。されていても大変だし、されていなかったらいなかったでそれも大変だと思います。
オーディオガイドは絵画のそれぞれの部分の説明だけだと20-30分だったかと思います。更に詳しい絵画の描かれた背景とかの説明まで全部聴くと50分くらいかかるみたいですね。
そこのところは別に絵を目の前にして聴かなくても良いかなと、ここで私たちはオーディオガイドを返却して小部屋を後にしました。何故かと言うと寒くて!
石造りの部屋でただでさえ冷え込むと言うのに、身体も動かさず絵を眺めてつったっているからもう本当に冷え冷えとしてくるのです。ある意味、そんな中で石の床に座り込んでいた某アジアの国の方々はすごいなとは思います。
ゆっくり絵を眺められるオフシーズンはお勧めですが、なかなかに冷えますので注意が必要です。外で歩いてると身体あったまるから気にならなかったし、お店とかは暖房効いてるしだったので、ここでいちばん寒い思いをいたしました……。

物販でちょこちょこ買物をして。
わずか2ユーロで祭壇の両面を再現したカードは記念品としてはなかなか良いと思います。それと私は、日本語の解説冊子といちばんきれいだなあと思ったマリア様の部分とかのポストカードを買いました。冊子はオーディオガイドの日本語を文字おこししたような内容でライトなものなので、専門的な解説とか読みたい人には物足りないと思います。わたしはこれでじゅうぶん。聴かなかった部分と思われるものも入ってたしね~。ぜんぶで12.9ユーロ。

もう二時を回ってしまいましたし、ごはんも食べていませんので、あとの入場観光的なものは放やめて、ブラブラ街歩き及び変な時間だけどどこかで何か食べようということになりました。
ファストフード的なものでガッと済ませて、他もガガッと見て回ると言う方法もありますが、中途半端に行くとかえって後悔しそうかな~って思うので。一度来られたのだから本当にどうしても来たければまた来る事もできましょう。最近よく思う事です。要は優先順位の問題だけで。
それに最終的によく記憶に留まっているのは何気ない街の風景だったりするので、のんびり行けるペースで行けるところへ、移動の過程も食事も楽しみつつってのがいいかなと。
最近はそんなこんなでやっとります。