K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

エルミタージュ美術館へ行こう!・その4

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まだまだ続くよイタリア絵画コーナー。でもここは絵以外もゴーカだぞ!

天井の模様がめちゃんこカワイイッ!白と水色とゴールドが乙女!!
ラファエロの間→この部屋→ラファエロの回廊の順番で通ったのですが、扉からラファエロの回廊を見て思わず先に回廊に出てしまい、そして回廊の先は閉鎖中だったのでこの部屋に戻ってきました。
基本『順路→』とか言う看板はないので好きに見れますが、コレ方向音痴の人にはなかなか難易度高いんじゃないですかね。同じとこぐるぐる回ったり、いろいろな部屋を見損ねたりとかしちゃうのでは。
一筆書きでは回れなくて行ったり来たりになっちゃうところも結構多いし。
他にも、中にオーディオガイドのおばちゃんが「ここを通ったらいい」とボールペンで書いてくれたところでも閉鎖されているところがあって、ちょっと混乱しました。
地球の歩き方にも「しょっちゅう改装などが行われていて閉鎖されている場所がある」と書いてはあるのですが、職員すら把握していないとかどうなんでしょうか。

壁がわたしの好きなピンクだったのもあって、やたらめったらこの部屋の写真がありました。
石を巧みなモザイク細工で組み合わせてまるで一枚岩から作ったかのように見せているやたらデカい盃やら燭台やら、そんで彫刻にでっかい絵に、そんで天井とかもうなにをどう見ればいいのやら。部屋の中はもちろん、別の部屋の扉からのぞいてもなんだか絵になるし。
この近辺はラファエロの回廊あたりといっしょに結構しつこくウロウロしました。

で、この隣が古代絵画史の画廊と言って、美術史を圧縮して紹介する壁画や彫刻のあるところ。
このあたりはエルミタージュが美術館として公開される早い段階で、美術館のエントランスとして作られたそうです。古い時代の絵や彫刻を真似して作ってるんだって。もうなんかすごい。
収蔵品を見学する前にもう度肝を抜かれてしまいますね。今もそうですけど。

ここ抜けてさっきのピンクの壁の部屋どーん!と言うのがもともとの美術館としての構造らしいです。

さっきのところに戻らないと結構絵画コーナーの小部屋を見逃してしまうのでまた戻り。
ところでわたしは美術史にも明るくないし、英語にも明るくないので、手元の案内図で、フランドル美術・ダッチ美術と見たときに、どちらもオランダ……としか思えずたいへん混乱しました。
バカ丸出しです。
なので、帰ったらきちんと調べようと思ったのに案の定調べずに今に至っているわけです。
イタリア絵画コーナーを抜けると、そのフランドル美術とオランダ美術とあとスペイン美術とか。
わたしも知ってるルーベンスとかレンブラントとかゴヤとかエル・グレコがあるわけです。

そしてまた、もうみんな好きなんだから〜のダナエの絵です。
が、これはレンブラントでダナエだと言うだけでも有名度抜群なのに、1985年に客のひとりが硫酸をかけたと言う非常に悲しいエピソードがあって有名です。そしてそのバカのおかげで面倒な手荷物検査が始まり、液体物持込禁止となったわけです。
可能な限り修復をしたけれども、元の輝きは取り戻せていないと地球の歩き方先生。
在りし日の姿の写真が横にそっと置かれています。

しかしこのあたりは、レンブラント20枚とか素晴らしい絵を用意したのでじっくり堪能するがよいウフフフフと言う部屋なのに、それでもこの天井の模様ですよ。それとかちょっとスペース余ってるからツボでも置いとくかみたいなノリでなんかすごいツボあるし。
そして絵も大して分かんないやつが見てもなんかオーラが違うよね!的絵ばかりですし。
そんであの真面目にレンブラントレンブラントだねえと思いながら見たのは初めてなのですが、暗い背景の中に窓辺の光とかで人物が浮かび上がってる感じの絵が多くてなんだか好きだなあと思いました。遠目にちょこちょこ記念に絵の写真を撮ってしまった……。
ルーベンスも前にベルギーで見たな〜とかうっすら思い出したりしつつ。

で、このあたりから時間に追われ始めたのと1日に摂取する芸術成分の限界を超えたためか、悔しいことに展示物(特に絵)のことを殆ど覚えていません。

だってもうなんか空間だけですごいんだもん!
なんですかこの天井、ラヴリーすぎる……。あとお寺の天井とかに似ている……。
でもさ、うっすら神話を題材にした絵とかでなんか気に入ったのあったのだけどなあと言う非常に曖昧な記憶だけが残っていてなんだかもう……。
ホントこれすごく好きな人とかは2回くらいは行った方がいいと思う……。 

このへんは宗教絵画多めだった気がするけどよく覚えていない……。
そしてやはりかわいさの際立つ天井。

この部屋の絵は割と覚えている。部屋も好きだったけどね!
なんか肉屋とか果物屋とか、市場の絵があって。ほーんこういう庶民さんを描いた絵もあるんだねえなんか活き活きしてていいねえと思ったのでした。どこの誰がいつ描いた絵とかは残念ながらまったく覚えていませんけど。ええ、残念な頭で申し訳ありません。

宮殿内装をお楽しみしただけでよい部屋が現れるとホッとしてしまいます。
イヤもうそらここだけでもぜんぜん凄いんですけれども!!
で、またしても通ろうと思っていたところが閉鎖されているので、結構遠回りになるけどいったんんこの大したことなさそうな通路通り抜けてパヴィリオンの間に戻ってぇ〜

…………うーんここも絵がいっぱいだね!!
これ真面目に全部見ようと思ったらどれだけかかるの!?申し訳ないけれども、まだわたしの中でメインだった「宮殿の内装」をお楽しみできる部屋が結構残っているので足早に通り過ぎてしまいました。

で、パヴィリオンの間。さっきひとだかりで見られなかった孔雀の時計も見られました。

この時点で既に2時を過ぎています。
まだ2階を全部見ていません。まだ3階と1階もあるぞ!どうする!?