K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

ロシアへの道は遠く

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さて、ロシアに対する不安とか不安とか不安とかを抱えながら当日を迎えました。
当日はいつもなら定時上がりでダッシュで空港へ行きギリギリでチェックインをするのが恒例なのですが、今年度より弊社では時間単位で有給を消化できることになりました。
ので、2時間有給とか取ってみたりして。
半日有給取ると半日休んだ(まんま)感じするけど、2時間有給ならちょっと早く帰っただけって感じじゃない?ただの印象の問題ですけども!
大半の人はわたしがいつ帰ろうが休もうが大して気にしてないと思うんですけど、そもそも殆ど公休のタイミング調整してるだけで有給は取ってても1日とかなのでなんだかんだ言われる筋合いもないんですけど、たぶん「あいつあんなに休みやがって〜」とか思ってそうなひとがやっぱいるんですよね!気にしなくていいと思いつつも気になるので、印象操作を試みる。
そんなことも気にならなくなる日がいつか来るといいなあ。まあ度胸の問題か。
……こういうOLの愚痴があるので、この旅行記はなかなか進みません。

空港へ余裕を持って行くだけなら1時間早上がりで十分だったのですが、そこを2時間にした最大の理由は温泉!いつも羽田のシャワールームを30分1,000円で使用することに言いようのない悔しさを覚えていたのです(*)。30分じゃ髪乾かなくてビッタビタだし、延長するのもなあ〜。
そこで温泉!
羽田のシャワールームの半分のお値段で、地元の天然温泉の温浴施設でホカホカに温まってから空港へ。今の掘削技術をもってすればどこでも温泉出せると思うので、誰か羽田に温泉掘って欲しい。
羽田空港スーパー銭湯を!(真剣)

ホカホカ幸せいっぱいで空港へ着きましたが、それでもまだ余裕がありましたので……
 
おすしちゃんなどいただいてしまいました。
ショボい地元空港にあるお寿司屋さんなのですが、お魚が美味しくてなかなかよいのです。街中で食べるのに比べると割高と推測(と言うのもカウンター寿司屋はここ以外行ったことがない)されるのですが、お手軽ですし。出張のサラリーマンで賑わっているお店です。
マグロと初カツオと鯛皮のポン酢和え。そしておビールたん。
今わたしはとてもしあわせです。
お会計はこれにたまごを後から頼んで、2,260円でした。地元ですでに満足いっぱい。
満足すぎて、これからロシアに行くことを忘れそうになります。

お風呂に入ってビールも飲んで、安らかに眠っているうちに羽田に着きました。
航空会社が違うので、荷物を一度引き取って国際線ターミナルへ移動してからチェックイン。それでもまだまだ余裕があります。
シエルエテールと言うフランスメシ屋でケーキでも食べたいな〜と思っていたのですが、なんとなくなっていました。ショック……。晩御飯最初ここで食べるつもりだったんだけど、お寿司食べてきてよかった。何かと割高感の否めない国際線ターミナルでお値段と料理のバランスが良く、サービスも良く、ゆっくりできるので気に入っていたのです。残念だ。
しょうがないので、早々に出国。免税店で少し化粧品など買う。

最近、シャネルの化粧品が気に入ってしまい、旅行の都度に免税店で少しずつ揃えています。化粧品を買うようになって初めて免税店すげええええと思うようになりました。
これ6,600円で買ってますけど、 普通にお店で買ったら7,000円越えちゃうし。
羽田空港が前回行ったときにはまだ拡張工事中だったのですが、今回完全オープンになってまして。制限エリア内のフードコートとかずいぶん充実してました。でもやっぱ落ち着いて食べるなら出国前の飲食店街かな〜と思いますが。
後はやることもなくなったので、ソイラテ買ってネットでもしながら搭乗時間を待ちます。

めっちゃ石油出てそう〜!
ゲートで漢字の地名表記を見るのが割と好きなのです。油ぎってますドバイ!
アナウンスをきいていると羽田深夜発の香港便があることを知り、ほほう夜行便で香港とな!?と妄想スケジュールを組み立てたりしているうちに、ようやく搭乗時刻が迫ってきました。
これからドバイまで約11時間、そしてドバイからサンクトペテルブルクまでは約7時間

……………遠ッ!!

改めて考えると何だか気が遠くなりそうです。その上、どんどん不安になります。
だって地球の歩き方にはネオナチ風の若者にボコられるかもしれないとか書いてあるし、ともかくやたら治安悪そうに書いてあるんです。その上、英語通じないって言うし。(*)
ああ、それは英語元々話せないから問題ないか!
毎度毎度、なぜに直前になって不安と後悔に包まれるのか。ともかくまずはドバイへ向けて出発です。

*羽田空港のトランジットホテル内に、シャワー・トイレ・ソファとテレビのある小部屋のついたリフレッシュルームがあり1時間2,000円で借りられるそうです。制限エリア内からも入れるそうなので、次回はこれにトライしたい。ただ飲食店は出国前のが充実しているので悩むところ。空弁買って持ち込むのもいいかも〜。

*実際の状況と比べても冷静さを欠いているとしか思えない地球の歩き方先生に対して、在サンクトペテルブルク日本国総領事館のWebサイトにある「サンクトペテルブルクにおける皆様の安全な滞在のために」を読むと、「日本ほど安全ではありません」としながらも「邦人被害事件のほとんどはスリです」と言う、それどこのヨーロッパでもいっしょですやん!と言う治安状況であることが書いてあります。むしろわたし個人の感想としてはパリやらブリュッセルよりぜんぜん安心できる感じでした。ただ更に先程の文書を読み進めて要約すると、役人と警察がクソなのでスリ被害にあった後の手続きなんかは面倒らしいですね。あと英語は噂通り通じません。