K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

路線バスの料金は20ルーブルでした

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取り敢えず修道院最寄りのバス停にきてみました。

反対側にバス停がないって事は環状運行してんじゃない?と言う結論に達し、バスを待つことにしました(*)。次のバスがいつ来るのか知りませんけど。
路線図も時刻表もないので何分おきに或いは何時間おきに走っているのかも分かりません。
場合によっては一時間くらい待つかもしれません。それは計画段階から考えないではなかったんですけど、観光地だしいざとなったらタクシー使えばいいじゃない?って思ってました。
でもタクシーなんかいませんでした。
故に大人しく待つしかありませんでしたが、幸いにも10分ほどでバスが来ました。
ちなみにこの写真に映ってるおっちゃん二人はバスが来ても乗りませんでした。他の路線が走ってるとも思い難いのですが、何しに来たの?

ステップを上りかけた状態で、車掌さんと思しき年配の女性に、このバスは街の中心部へ行くか?と尋ねるも無反応なので、シティーセントラルとかセントラルだけ連呼してみたけれども、困ったような顔をされて取り敢えず乗れと合図されました。(*)
イヤいいけどこれとんでもないとこ行ったりしないよね!?
果たしてわたしが地面から足を離すと扉は閉まり、バスは動き出しました。
しつこく車掌さんに話しかけていたらまあ座れと背中をたたかれ、切符を差し出されました。

……やっぱりお金要るよね!

20ルーブルお支払い。わたしの行き先が明確ではないので一律料金なのかな。

切符のデザインはどことなくレトロでかわいい。
しかし今回の車掌さんはあまり愛想はないって言うか、これが普通なんですけど。でも本当に帰れるのかちょっと不安なので、そこははっきりしたいんだけど言葉が通じないのでしょうがない。

車内のみなさんの装備は結構わたし的には真冬装備なんですけど、ピクニックするくらいだし、ロシアの皆さんにとっては軽装なんでしょうね。
バスは行きより短い10分ほどでだんだん賑やかなところに戻ってきました。方向的に戻ってる気はすると思っていたのですが、果たして見覚えのある場所に到着。
ここだ!と立ち上がると、車掌のおばちゃんが振り返り頷きました。

わたしの言ってること分かってたなら分かってそうな反応して?

無駄に心細かったじゃないか〜。しかしおばちゃんは特別愛想があったわけではないけれど、きちんとわたしのことを気にかけてくれていたようです。有難い心遣い。
乗ったときのバス停とは逆側に到着したので完全に環状運行ではないのかな。

降りてからバスの写真を撮る。結構年季入ってます。
でもこれよりもっとボロそうな大丈夫ですか!って言うバスも走ってました。
ここからまた別のどこかまで行って戻ってくるのか、それとも別のバスなのか分かりませんが、とりあえず戻ってきましたよ。ひとあんしん。
時刻は14時半頃、思ったよりは時間食ってますが、17〜18時くらいのバスに乗れば暗いとは言え夜中でもない時間にサンクトに戻れると思うので、まだ観光できます。
クレムリンへ行ってみましょう。こちらも世界遺産になっています。

駐車場から城壁の入口までの間も大きな公園のようになっていて、ポップコーンやアイスクリームの露店だけでなく、自分の描いた絵を並べて売っている人、着飾ったポニーを引いている人(たぶん子供を乗せたりいっしょに写真を撮ったりする)、同じく着飾った鷹を連れた人(たぶんいっしょに写真を撮ったりする)なんかもいました。
ポニーはともかく鷹匠は写真撮影だけで稼げるのかな?

あとお土産屋さんも一軒ありました。冷やかしたけど何も買わず。品揃えは良かったけど、マトリョーシカとか木製品はさっきの木造建築博物館の方が同じような感じで安かったです。
近付くと敷地を取り囲む城壁が高い!

中に入ってみましょう。

*よく見ると、歩き方先生、欄外に「ユーリエフ修道院へ行くバスは○○〜○○の区間で環状運行している」と書いてありました。なぜ欄外……。

*今思えば「クレムリン」と言えば一発だった。