ローカル路線バスの旅
さて、トイレで拒絶されたバスターミナルに戻ってきました。
タリンカードには、バス・路面電車などのタダ乗車も込みになっているのですが、タリンカードで訪れる事の出来る場所の大半が旧市街の徒歩範囲に集中しているため、特にわたしのような24時間カードの所持者は通常その特典を利用する事はないと思います。
48時間以上のカードを持ってたら、郊外の見所とかにも行くと思うけど……。
しかーし!20時を回り観光名所はすべて営業時間が終了してしまいましたが、公共交通機関は動いている!しかも、路線図を見たところ1Aラインと言うやつは海岸線を走るのではないか?今から乗ればちょうどサンセットが見られるのではないか?バルト海に沈む夕陽をいっちょ拝んでやろうではありませんか!
と言うわけで、急遽ローカル路線バスの旅を企てたわけです。
が!降りません。迷子になって帰れなくなってもイヤだし時刻表見たけど最終がイマイチよく分からないので降りません。暗くなってエストニアの郊外で迷子とかシャレになりません。
終点まで乗ってまたそのまま折り返してくる不審な客になります!
で、乗りました。写真にあるまるいオレンジの機械がICカードなどを読み込ませる端末だと思うので、タリンカードをかざしてみましたがなんの反応もしないので諦めました。まあ何かあればタリンカードを見せれば無賃乗車ではないのでよいでしょう。しかし、後から乗ってくるお客さんも殆ど何もしてなかったんだけど、運賃はどうなっているのでしょうか?よう分からん。
予想通り、少しの間市街地を走ってバスはすぐに海辺に出ました。ヤッタネ!
しかし海辺もいいですがなんと言う事のない景色でも物珍しい。薄暗いのですがバス停はこんな感じでとてもきれいでした。海沿いは公園になっていて、ジョギングをしていた人が乗り込んできたり、ローラースケートをしていた人が靴を外して乗り込んできたり……。
船がたくさん。動いているのであまりきれいに写真が撮れません。
途中で畑と小さなバラックがたくさん並んでいるようなところを通りました。最初は畑と道具小屋か?と思ったんですが、テレビのアンテナがあったんだよね……電気点いてるところもあったし……。そういやプラハの郊外とかでも見たなこういうの……。ヨーロッパのあんまり裕福でないご家庭の典型なのかなこういうのが……。
かと思いきや、公園と見まがう立派な芝と森の中に十分な距離を置いて立つまるでレストランかモダンな小さなホテルのような建物が並ぶ住宅街とかも見掛けました。
むろん、それらの中間のようなふつうの大きさでふつうに年月を経たようなおうちも。
当たり前だけど、いろんな暮らしがあるのね。
バスは途中で二度ほど海岸線をそれて、30分くらいでそこそこのショッピングセンターの近くで泊まりました。アナウンスがまったく分からないなりになんとなく法則性をつかんできていたのですが、今までと違う感じのアナウンスだったので終点かな?わたし以外全ての乗客が降りるかと思いきや、終点の手前くらいで乗ってそのまま乗っている人もいます。なので、わたしもそのまま乗っていたらやがてバスが元来た方へ動き出しました。
終点をやり過ごした人は乗ってきた停留所よりだいぶ先で降りました。別に反対側にもバス停はあるんだけれど、こういう使い方もありみたいです。信号無いのに車線多くて道路渡るの大変だからだろうか?
写真よりは様子が分かるかな?動画を撮ってみました。
最後の停留所にあるファミレスふうの飲食店は寿司屋です。こういう感じのちょっと大きい停留所は他にも何カ所かあったんだけど、そういうところや、あと小さいショッピングセンターにも絶対この寿司屋が入ってんの!びっくりした。寿司どんだけメジャー化してるんだ!
豪華客船の明かりとタリン旧市街の明かりが見えます。写真のクオリティはめちゃめちゃ低いですが、肉眼で見るこれらの風景はとてもきれいでした。
そんでわたしにとっては旅先の風景なんですが、バスに乗っている、多くは仕事帰りや買い物帰りでこれから家族の待つ家に帰るひとたち、そのひとたちにとってはいつもの光景なんですよね。そう考えると旅先にいるような、それでいて懐かしい風景を見ているような、なんだかこう胸がきゅんとする感じ……。
動画の方がもうちょいマシですかね?ちょっとドキドキしたけど乗ってみて良かった。
途中で降りて道路を渡れば、ゴツゴツ岩系だけれどビーチにも出られそうでした。その場合は、ヴィル・ケスクスを出発してから二回目に海が見える場所がおすすめです。少し離れるけど、こう海岸線のカーブの関係で、写真みたいにタリンの旧市街が見えるんですね。
だいぶ市内に戻ってきたな~いつ着くかな~と座っていたら、何もない停留所みたいなところでみんな降りました。そして運転手さんが車内にひとり残ったわたしに向かって何か言っています。
……降りろってことかね。
てっきり、またバスターミナルに戻るもんだと思っていたので不意打ちでしたが、降りてみるとバスターミナルの前でした。一時間ほどのバス旅行でしたが結構楽しめました。
流石に十時を過ぎて、すっかりあたりは夜になってきました。
タリンカードには、バス・路面電車などのタダ乗車も込みになっているのですが、タリンカードで訪れる事の出来る場所の大半が旧市街の徒歩範囲に集中しているため、特にわたしのような24時間カードの所持者は通常その特典を利用する事はないと思います。
48時間以上のカードを持ってたら、郊外の見所とかにも行くと思うけど……。
しかーし!20時を回り観光名所はすべて営業時間が終了してしまいましたが、公共交通機関は動いている!しかも、路線図を見たところ1Aラインと言うやつは海岸線を走るのではないか?今から乗ればちょうどサンセットが見られるのではないか?バルト海に沈む夕陽をいっちょ拝んでやろうではありませんか!
と言うわけで、急遽ローカル路線バスの旅を企てたわけです。
が!降りません。迷子になって帰れなくなってもイヤだし時刻表見たけど最終がイマイチよく分からないので降りません。暗くなってエストニアの郊外で迷子とかシャレになりません。
終点まで乗ってまたそのまま折り返してくる不審な客になります!
で、乗りました。写真にあるまるいオレンジの機械がICカードなどを読み込ませる端末だと思うので、タリンカードをかざしてみましたがなんの反応もしないので諦めました。まあ何かあればタリンカードを見せれば無賃乗車ではないのでよいでしょう。しかし、後から乗ってくるお客さんも殆ど何もしてなかったんだけど、運賃はどうなっているのでしょうか?よう分からん。
予想通り、少しの間市街地を走ってバスはすぐに海辺に出ました。ヤッタネ!
しかし海辺もいいですがなんと言う事のない景色でも物珍しい。薄暗いのですがバス停はこんな感じでとてもきれいでした。海沿いは公園になっていて、ジョギングをしていた人が乗り込んできたり、ローラースケートをしていた人が靴を外して乗り込んできたり……。
船がたくさん。動いているのであまりきれいに写真が撮れません。
途中で畑と小さなバラックがたくさん並んでいるようなところを通りました。最初は畑と道具小屋か?と思ったんですが、テレビのアンテナがあったんだよね……電気点いてるところもあったし……。そういやプラハの郊外とかでも見たなこういうの……。ヨーロッパのあんまり裕福でないご家庭の典型なのかなこういうのが……。
かと思いきや、公園と見まがう立派な芝と森の中に十分な距離を置いて立つまるでレストランかモダンな小さなホテルのような建物が並ぶ住宅街とかも見掛けました。
むろん、それらの中間のようなふつうの大きさでふつうに年月を経たようなおうちも。
当たり前だけど、いろんな暮らしがあるのね。
バスは途中で二度ほど海岸線をそれて、30分くらいでそこそこのショッピングセンターの近くで泊まりました。アナウンスがまったく分からないなりになんとなく法則性をつかんできていたのですが、今までと違う感じのアナウンスだったので終点かな?わたし以外全ての乗客が降りるかと思いきや、終点の手前くらいで乗ってそのまま乗っている人もいます。なので、わたしもそのまま乗っていたらやがてバスが元来た方へ動き出しました。
終点をやり過ごした人は乗ってきた停留所よりだいぶ先で降りました。別に反対側にもバス停はあるんだけれど、こういう使い方もありみたいです。信号無いのに車線多くて道路渡るの大変だからだろうか?
写真よりは様子が分かるかな?動画を撮ってみました。
最後の停留所にあるファミレスふうの飲食店は寿司屋です。こういう感じのちょっと大きい停留所は他にも何カ所かあったんだけど、そういうところや、あと小さいショッピングセンターにも絶対この寿司屋が入ってんの!びっくりした。寿司どんだけメジャー化してるんだ!
豪華客船の明かりとタリン旧市街の明かりが見えます。写真のクオリティはめちゃめちゃ低いですが、肉眼で見るこれらの風景はとてもきれいでした。
そんでわたしにとっては旅先の風景なんですが、バスに乗っている、多くは仕事帰りや買い物帰りでこれから家族の待つ家に帰るひとたち、そのひとたちにとってはいつもの光景なんですよね。そう考えると旅先にいるような、それでいて懐かしい風景を見ているような、なんだかこう胸がきゅんとする感じ……。
動画の方がもうちょいマシですかね?ちょっとドキドキしたけど乗ってみて良かった。
途中で降りて道路を渡れば、ゴツゴツ岩系だけれどビーチにも出られそうでした。その場合は、ヴィル・ケスクスを出発してから二回目に海が見える場所がおすすめです。少し離れるけど、こう海岸線のカーブの関係で、写真みたいにタリンの旧市街が見えるんですね。
だいぶ市内に戻ってきたな~いつ着くかな~と座っていたら、何もない停留所みたいなところでみんな降りました。そして運転手さんが車内にひとり残ったわたしに向かって何か言っています。
……降りろってことかね。
てっきり、またバスターミナルに戻るもんだと思っていたので不意打ちでしたが、降りてみるとバスターミナルの前でした。一時間ほどのバス旅行でしたが結構楽しめました。
流石に十時を過ぎて、すっかりあたりは夜になってきました。