K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

難易度の高い列車旅

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本日は列車でゲントへ行きゲントを観光、その後ブリュージュへ移動しクリスマスマーケットを堪能した後ブリュージュで宿泊、と言う予定です。
ネットでブリュージュにはぜひ宿泊したほうが良いと見かけて素直にそんな予定を組んでみた私でしたが、結果から言って大正解でした。どうも大都市よりこじんまりした街の方が好みであるようです。このときもブリュッセルに3泊もしなくてよかったかな~とちょっと後悔。
ホテルは欧州の大容量食事対策で朝食なしにして調整を加える算段でしたので、食事はせずにチェックアウト。スーツケースは預かっていただき、1泊分の荷物を持って出発です。
朝ごはんは普通に食べられそうだったので、のんびり行こうではないかとホテル近くのAUX GAUFRES DE BRUXELLESで朝食をいただいてから駅に向かう事にしました。
 
こんな感じのネオンサインがレトロかわいいお店です。

わっふるわっふるー!
本当は甘いものよりお食事の方が好きなわたくしですが、ベルギーに来たならば食べるべきかと。私が頼んだものはずいぶん控え目なほうで、他にアイスクリームやらフルーツやらなにやらてんこもりになっているものがたくさんありました。
更に言うと、他の席のやはり観光客風の欧州系の方の中には、クロワッサンとハムと卵と~みたいな朝食セットを平らげた挙句にこういうワッフルを頼んでいる方もいました。
今だけその消化器系をレンタルしたいです。
でも、さっくり軽めの生地感なので見た目のインパクトほどの重量感はなくおいしくいただけました。シンプルにバターだけでいただくのもよいと思う。あとおかず系のものをのっけたりとかも。日本でよくあるマネケンとかのどっしり系ワッフルとこういうさっくり系ワッフルと両方があるようですが、個人的にはこのさっくり系ワッフルのほうが気に入りました。うまうま。
この控えめワッフルとカプチーノで7.55ユーロでした。お昼や夜も食べられるお店で、山盛りフリッツと何かのワンプレートメシみたいなのがメニューにはたくさん載ってました。
腹も満たされたところで駅に向かいます。

チケットは予めベルギー国鉄のWebサイトで購入しておりましたので、電光掲示でホームを確かめて移動します。ただの時間も席も指定のない乗車券がネットで買えてしまうとかベルギー国鉄親切すぎです。予約しなくても、自分の指定した期間の時刻表とかPDFで作って印刷できたりと便利この上ない。(別のエントリーに詳細まとめています⇒こちら
しゃべれなくても切符は買えますが、結構駅とかだだっぴろいし、有人窓口での購入は混みあっていると時間もかかるので、短期旅行者には非常に便利だと思います。
ICとかならただの乗車券であって指定があるわけではないので、週末料金で購入した切符でウイークデーに乗るとかさえしなければよいので、きっちり何時の列車に乗る!って決めとかないといけないわけでもないですし。
ゲントはそう遠くはないので、何も考えず時刻表でいちばん最初に来た電車に乗りました。
 
天井が低いのは興味本位で二階建てになっている車両の二階部分に乗ったからです。景色は良いのではないでしょうか。電車が動き出しましたがここで困ったことが起こりました。

アナウンスがフランス語オンリーです。

何言ってっかぜんぜん分かんないんですけどぉぉぉぉぉ!!潔く次の駅だけ言ってくれりゃいいものを何か余分な事も言ってくれているのか単に地名すら聞き取れないのか、何にも分かんないんですけどぉぉぉぉぉ!!挙句に途中でまだ分からないなりに耳に馴染みのあるフランス語ですらなくなりました。
ああ、ベルギーって南北で文化圏が違うってそういや本に書いてあったよね、こういうことか、じゃあこれはオランダ語なのかなあ……。

じゃなくてほんっとに分かんないんですけどぉぉぉぉぉ!!

途中で改札に来た車掌さんが切符(ブリュッセルブリュージュ行き、ゲントで途中下車)を見て、ゲントはあと幾つ先だよ的な事を言ってくれるまで、結構ドキドキできました。
割とどこの駅もホームが長く青地に白の文字でデカデカと駅名の書かれた看板があるので、ホームに入るために電車が減速するたびに窓にかぶりつきでその看板を探す、と言う作業を繰り返していた我々です。車掌さんが教えてくれた後も念のため確認作業は怠りませんでしたが。日本の看板って次の駅・前の駅の表示も出てるじゃないですか。あれって非常に親切ですよねとしみじみしてしまいました。
そして果たして、車掌さんの教えてくれた通りの数の駅を通り過ぎた後、ゲントセントピーターズの看板が!降ります降ります降りますと出口に向かう我々。無事にゲント到着です。

(駅前で記念撮影をするどこからどう見ても間違いようのない観光客)