K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

ムール貝を食らう

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さてさて、お店も閉まりましたし、いよいよ初ベルギー飯にトライですよ!?
ブリュッセルの中心地でレストラン街と言うと、イロ・サクレ地区になるわけですが、これがね!歩き方とか読んでると怖くて!強引な客引き、そして強引な料理のお勧め、そしてボッタクリ、時に運ばれてきていない料理の値段まで上乗せしてくるもはや詐欺の域に達したボッタクリ、とにかくボッタクリと言う噂満載。魔窟か何かですかそこは!?(*)
でもレストランが集中している&観光客が多いのでお手軽で入りやすいのも事実。
あと、初ヨーロッパと言う事でなんかいろいろレストランのルール?みたいなのにビビッていたのもあって、是非とも観光客のあしらいに慣れていそうなところに入りたかったわけです。なんかカジュアルなでっかい鞄持ってないほうがいいとかさ?店によっては服装きちんとしてた方がいいとかさ?そういう店の区別が外観で分からんわけですよ。
と言う訳で並居る客引きをガン無視して、ブリュッセルを訪れた日本人のブログの8割くらい登場する(*)シェ・レオンに向かいました。いいじゃない、お約束でも!

お店の中は窓から見てもぎっしりひとひとひと!大きなリュックや鞄を持った人=観光客もたくさんいます。コレは!行ける!!
一転して強気で扉を開け、挨拶の後、意気揚々と遠山顕のトラベル英会話(*)で覚えた「どぅーゆーはぶあてーぼーふぉーとぅー?」を言い放つわたくし。いっぱいかに見えた店内ですがなんとか二人分くらいの席はあったようでほどなく案内される。
ここはWebサイトでメニューを見ることが出来たので、旅行の準備をしている段階からしてアレを食べようかなコレを食べようかなと妄想していたわけですが、ひとまずムール貝とフリッツは食べたい。だがまともに二人分頼むのはボリューム的な意味合いで無謀な気がする。
と言う訳で、ビールとムール貝500gとフリッツが添えられたセットと、別にビール、それからこれも名物料理らしいクロケットと、野菜も食べたいのでスモークサーモンのサラダの小さいほうを頼む事にして、ギャルソンに、コレとコレとコレをプリーズ的な頼み方でオーダー。
したら、スモークサーモンサラダの小さいほうはマジ小さいぜったい足りないと力説される。
えーでも小さいほうにするよ、と言うも、ぜったい足りないから!を繰り返すギャルソン。いいんだな?アンタの言う事を信じていいんだな!?じゃあふつうのにしますよと伝えると、なんか「よしよしいい子だ」的リアクションをされたのですが、たぶんわたしあんたより年上だと思うよ!?
 
まずはおビールたんで乾杯。チェリー味のビールなんかはふだんビールを飲まない女子にも飲みやすくておいしいと思います。私は嫌いじゃないけど普通のビールの方が好きですが。
あと日本では法律の関係で、このチェリー味のやつなんかは「ビール」と言う商品名では売れないようになっていますね。輸入ビールの、日本で貼られた後貼りのラベルとか見ているといろいろ面白いです。

さあ、料理もやってまいりました。

……やっぱデカいじゃねえかこのやろう!!
おいしいけど!スモークサーモンは正義だね!(香港でもわざわざ食べてたねこの人
そら大きいほうと小さいほうとお値段そんなに変わらなかったから大きいほうがお得なんだろうけどね、食べきれないとお得もへったくれもないですからね!
まあ食べきりましたけど、おかげでここでデザートをいただく余裕はなくなりました。

ムール貝もおいしいし、クロケットもフリッツもおいしい。うまうま。
でもやっぱ全体的に、ベルギー人つーか欧州人?のボリュームは尋常でない事がよく分かったので、今後の食事のオーダーには気を付けようと思いました。ムール貝も言ったらコレたぶん日本の居酒屋でよくある「ちょい飲みセット」的感覚じゃないかと思うんだよね。でもひとりでコレ食いきれないよわたしだったら。
バスケットで出されたパンもおいしそうだったんだけれど、スモークサーモンサラダに添えられているカリカリトーストだけでじゅうぶんだったので、食べる事ができませんでした。
これで二人で50ユーロ程度でした。少しチップを置いて帰る。
いやあ、到着日にして早速、ベルギーに来た目的「ムール貝を食らう」・「ビールを飲む」をクリアしてしまいました。

夜も深まり外は寒い筈ですが、きっちり着込んでいるし、いっぱいひっかけておいしいものを食べてあったか気分なので、ライトアップされたグランプリュスでも見ようかとお散歩。
中途半端にクリスマスの仕込が始まっているグランプリュスはいまいち感もありましたがまあそれはそれできれいでした。

明日は来たばっかでなんですが早速ブリュッセルを離れる予定なので、お宿に戻って休むとしましょう。

*実際にはぼったくりだけではなく、先方に悪意はなく普通に間違えたとか、向こうは折角の旅行だしお金もありそうな人だからと高価な料理を勧めて値段も確認せずに勧められるままに頼んだとかの行き違いもあるような気がする。
*飽くまで個人の感想です。
*i-Tuneストアのオーディオブック800円也、旅行に必要なフレーズを場面別に解説を加えつつもひたすら日本語・英語(女性)・ポーズ・英語(男性)・ポーズの順で流してくれるので、通勤時の車の中など誰にも聞かれない密閉空間でおまじないのように繰り返していればそれなりに覚えられる。楽しく旅先でおしゃべりしたい人にはぬるい内容だが、私のような飛行機やホテルやお店で自分の要望を伝えるのすらままならないレベルの人間には重宝する内容で、丸暗記すればひとまずそういった場面には対応できる。こちらの要望を伝えきったら後は相手が何を言っているか分からずとも根性で乗り切ろう。ただ、わたしがこのオーディオブックで学んだ事は、たいがいの要望は「Can I~?」か「Do you have~?」か「Could you~?」で伝えられると言う事でぜんぶ暗記は出来ていない。しかし一部は暗記しているために、さっきまで片言でしゃべっていたくせに暗記しているフレーズになると突然すらすらと「チェックインをお願いできるかしら?」みたいなとりすました表現でしゃべり始める変な人になっているような気が。