K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

いよいよシェムリアップへ~南国クオリティは半端ねぇ~

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20090920-23cambodia_004.JPGさて飛行機が高度を落とし始めます。窓から見えるホーチミンの町はなんだかはいいろ……社会主義の国に来たって感じがする。←天気が悪かっただけだし、どんなイメージだよ私!
そうそう、ここからクリックすると写真が大きく見られるようにしました!
外は雨が降り出していたのでした……。着陸して滑走路を進んでいく間、ヒコーキの車庫みたいのが見られてちょっとコーフン!ふーん、へー、あんなのに入ってるのか~。(と言いつつ写真撮ってない。)
そして!ヒコーキから降りた途端にああ外国に来たな!と実感。と言うのも、ヒコーキにボーディング・ブリッジをくっつけるところに作業員さんがいるじゃないですか。ここにも当然居ました。居ましたが……

 

 


壁にもたれて優雅に堂々と新聞を読んでいます。
これが噂に聞く南国クオリティか!ユルイ!なんてユルイんだ!仕事中に客の前で堂々と新聞を読んでokとか!うらやましいじゃないか(笑)!!後で聞いたら母もこの光景を見た瞬間にホントに外国に来たんだ!と実感したそう。流石親子。
さて、ここで心配していた乗り継ぎの手続きです。どうやら同じヒコーキに乗っていた日本人は殆どカンボジア行きみたいで、乗り継ぎ超不安だったんですが、みんなについていったらテキトーになんとかなりました。乗り継ぎ客です!と言うベトナム航空のシールは間違いなく係員に気付いてもらえるよう、堂々と胸のど真ん中にべったり貼り付けるです!
デスクでパスポートとチケット見せて、こっちこっちと通されたと小部屋には、手荷物のX線検査機と金属探知機のゲートが。しかし……

 

誰もいません。
……ってえええええええ!?しかし、我々は律儀な日本人。みんなセルフで荷物を検査機に通して順番にひとりずつゲートをくぐっていきます。たまたま私が見てる間は誰もなんも鳴らなかったけど、鳴ったら律儀に誰か来るまで待ってたと思う。
それともあの小部屋はきちんと誰かがカメラ映像か何かで見守っていて、何かあれば瞬時に駆けつけられるようになっていたというのでしょうか。なんか……私は違うんじゃないかなって思うんですけど……。仮に見てたとしてもすぐには来れない気がする。
どうせ乗り継ぎ客だろ?出発空港できちんと検査されてんだろ?ダイジョーブダイジョーブ!くらいに思ってそうな気がなんかする。
さて検査を終えて搭乗口を目指します。ホーチミンの空港は新しくて大きくてきれいなのに、なのに、何故かなんだかがらーんとした印象。いつもこんなもんなのかたまたまだったのか……でもこの後の旅行で行った上海の空港も大きくてきれいですんげ近代的なのになんかガラーンとしていた。……やっぱり社会主義国だからなのか?誰か教えてください。
広さの割にお店とかも少ない気がします。特に食べるもの売ってるところねぇぇぇ。(上海の空港ではそれで泣きそうになったが。)
空港の周囲も特に高い建物などはなく、なんとなく灰色っぽい背の低い建物がずーっとたくさん並んでいる感じだったのですが、空港のすごく近くにひとつだけピカピカで背の高いビルがあって、デカデカとCanon!って書いてありました。思わず写真撮った(笑)。
このとき、なんかかわいい箱に入ったお茶を売ってる店があって気になったのだけれど、まあこれからが旅行の本番だし……とスルーしたのが後々なんか悔やまれる。これを今後の教訓とした私は、海外で買うか買わないか悩んだらべらぼうに高いもんでも無い限り取り敢えず買うと言う主義の人になってしまいました。
だってまた今度買う!とか気軽に出来ないし~。
限定デザインとかあるかも!と思ってSwatchのショップとかものぞいたけど、考えたらあったとしても何が限定デザインか分からないのでやめる。
レスポートサックのお店もあったのでのぞいたけど、考えたら普段の値段を知らないので日本で買うより高いのか安いのか分からないのでやめる。
お土産物の雑貨もセンスあまりよくないか、センスの良いものは日本の雑貨屋で買うのと変わらないような値段とデザインなのですぐ飽きる。
…………やることなくなりました。
白人系の観光客の方々も結構ちらほら見かけましたが、あのひとたちはなんで漏れなくノンラー(今調べた。あの三角の藁編んだような帽子です。)をかぶっているのか……?
日本で奇妙なハッピだの木刀だのぶらさげてる白人観光客見ておかしーなーと思いつつ、まあでも日本人も外国で見たらそんなものじゃない?って思ったけど、空港内でノンラーかぶってる日本人は見なかったからやっぱりなんか感覚違うのかもしれんと思いました。

そんなワケであっという間に搭乗口到着~。
結構、関空ホーチミンまで来た同じヒコーキの人の大半がカンボジアへ行く人々だったものだから、ヒコーキの中で見た顔が大量に。
日本人が独占状態でなんだか日本の空港にいるような錯覚に陥りそうです。
しかし、取り敢えずおトイレでも済ませておきますか……といちばん近いおトイレに行ったところ、やはりここは外国だった!と……。

 

 


地上勤務とおぼしきねーさんたちがトイレでめっちゃケータイいじり倒しています。
ああ南国クオリティ……。時間が来たらこのねーさんたちが搭乗案内したりしていたので、間違いなく勤務中です。なんてのどかだ……。あ、関係無いけど、途中ですれちがったCAのおねーさんたちも含めてiPhone所有率けっこ高かったです。
そしてお手洗い。近代的で大きくて新しくてピカピカの空港のピカピカのトイレ。しかーし!トイレの各個室にはでっかいでっかいゴミ箱が!!やはり流してはいけないのですね!?
ビロウな話題でアレですが、お腹がユルくなりやすいK子はトイレ事情はものすご予習していました。なのですぐにピンときた。こんなに近代的できれいなトイレなのに……違和感。きっと気付かずにガンガン流しちゃった日本人居るだろうな~。言葉も分からない外国の空港のトイレで水なんか溢れ出させたりしたらもう逃げるしかないだろうな……とか思いました。
なんとなくのぞいてしまったゴミ箱の中は、奥ゆかしい人、大胆な人……とても個性豊かでした。私は大和撫子らしく奥ゆかしく捨てさせていただきました。紙を流せる下水管、下水に流してもokな紙、普段何気なく使っているものですがすばらしい技術なのですね。
ところで、この時点で日本との時差が2時間発生しているワケなのですが、母も私も自分の持ってきた時計の時間の合わせ方が分からず(爆)、時計マイナス2時間で考えることに決定。まあ時計の方が進んでいるわけで、見間違えたとしても無問題ってことで。←後々このせいで何度も肝を冷やす。

もともと乗り継ぎは1時間ほどだったのですぐに搭乗時刻に。VN9882、フライト時間は丁度1時間。ヒコーキも通路が一本の狭いヤツ。シェムリアップは滑走路が短いので大きいヒコーキが乗り入れできないのです。
故に人気観光地だけれども直行便はない……と言うことだそうです。
搭乗時に配られる新聞が非常にカラフルでもちろんまったく読めないんだけど、興味本位ですごく欲しかったんだけど、ププッ、アイツ読めないのになに取ってんの?とか思われたら嫌だなあとか自意識過剰センサーが働いて取れませんでした。……小心者です。
地上にいる間に入国審査カードが配られたので待つ間に地球の歩き方を眺めつつ書き書き。そうしているとすぐに離陸の時間に。
…………さああとちょっとでカンボジア
離陸して水平飛行にはいると俄にスタッフがせかせか動き出す。

20090920-23cambodia_006.JPGなんと機内食が出ました。
1時間しか飛ばなくてもそこは国際線、と言うことか。
このパン、タダのパンではなくてなんかサラダとチキン的なものがはさまったサンドイッチなんだけど見た目に反しておいしかったです。うまうま。……なんか食べ尽くめだ……。
右下にあるイチゴ味のチョコレートバーにどう見ても「OKAYO」と書いてあるようにしか読めないのは私だけでしょうか……オカヨ?
このランチボックス、ベトナム航空機のイラストなんか入っていてなんかかわいかったデス。
しばらくすると、飛行機の中がざわざわっとなる。
海?海じゃない!?でも海通るってなんかおかしくない!?

20090920-23cambodia_005.JPG20090920-23cambodia_007.JPGこのくらいまで近付いたら流石にみんな気付きましたが海ではなくトンレサップ湖です。
私は早々に気付いていたのですが、見知らぬ人に湖ですよ、と声をかける勇気はなく機内のざわざわを居心地悪くきいておりました。うーんしかしデカイ。いちお9月はまだ雨期なので余計デカイようです。どんどん高度が下がり、あたりの風景が変わってきます。たんぼとジャングルと……外国に来たなあと言う実感がまた高まっていきます。
母と二人で、
「来ちゃったね!カンボジア!」
「……なんか案外簡単に来れちゃうもんだねカンボジア!」
的な話をバカのように繰り返しているうちに、着陸。
あああああホントに着きましたよカンボジア

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