K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

シュエズィーゴォン・パヤー

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たまにはまんまのタイトルで。
次はオールドバガンを離れて、ニャウンウーの街へ。ここにあるお寺……ではなくこっちもパヤーだね、シュエズィーゴォン・パヤーへ参ります。ここは街の中なので、オールドバガンの中の寺院よりも更にみんながお参りしてますって雰囲気。

 
こんな感じでお土産屋さんとか。
あんまりて言うかぜんぜん商売っけはなかったけど。
なんか袋に入ったアラレみたいなお菓子とか地味に気になったんだけど、帰りは急いでたし、行きもぜんぜん売り込まれなかったのできちんと見てないです。
カメラのフィルムとかSDカード売ってる屋台(?)みたいなのもあった。
そういやここで、ふと、ミャンマーにはお守りみたいなモノはあるか?ってきいてみたら、無いって言われましたよ。日本ではこんなのでぇ~と説明する。

あと、敷地内にあったこの謎の生物(?)の像がすごく気になったんだけど、何を象ったのか聞くのを忘れていました。コレ、何?


で、肝心のこちらのパヤーのお姿は……
 
とてもおきれいな立派な感じです。
日が傾いてきているので、午後のゆるくオレンジがかった光に黄金の塔がきらきらときらめきます。なんてすてき。ぐるぐる周りを歩く。

しかも、写真になんか金色の飾りみたいなのが映っているのがお分かりになるかと思うのですが、風に吹かれるとそれはもうなんとも言えない、シャラシャラ~と言う音がするのですよ。それが塔の周りにも塔の上にもたくさんたくさんあるのです。
青い空と金色のパゴダ、そして得も言われぬ鐘の音色……。
ま、行った私にしか分からんですけどねっ!←表現することを諦めた模様
いつまでもここにいたい感じです。しばし座り込んでガイドさんと話したりボケッとしてみたり。個人旅行の醍醐味ですな。こういうことしてるともう団体旅行はできんですわ。

鳩さんがいっぱいいて、餌を売っている人などいて、餌をやっている子供がいて、いいな~って言ったら、ガイドさんが餌を買ってくれました。
(鳩の餌を買う程度の小銭は超レアで、この手のモノはガイドさんが全部買ってくれた。)
 
三十路超えて鳩に餌やってよろこぶ残念なオトナの図。

さてさて、こちらのパヤーは二世代の王様に渡って建設された立派なものですが、王はパヤーに祈りを捧げるときに、直接パヤーを見ず、顔を伏せて地面に張った水越しのパヤーを見ながら祈りを捧げたそうです。角度とかがすごく計算されていて肉眼でははっきり見えない高いパヤーの先端がとてもきれいに見えるのだとか。
で、その逸話通りのちっこいくぼみがパヤーの麓にあるわけです。

ガイドさん「見えない人も居るんですけど、ぜひ、試してみると良いですよ!!」
私「え~、私、だいたいそういうの見えないんですよね~。」

くぼみのところにくると、近くにいたおばあちゃんがくぼみにペットボトルの水を入れてくれて、更にそのペットボトルを風上に置いて、水面が波立たないように工夫してくれました。
おばちゃんに身振りでこんくらいの角度でいけ!とか指示されながら、あーでもないこーでもないと水面を見ることしばし……

あっ!見えた!すごい見える!!何コレ!!!

めっちゃ見える!なんでか知らんが、高い塔の先端が鮮明にそれはもうきれいに見えるんですよ!!飾りのひとつひとつまで!何コレ!!めっちゃすごい!!!確かにコレはすごく有難い感じする!!御利益ありそう!!
おばあちゃんも、そうだろうそうだろうすごいだろうって感じでうんうん頷く。
これが不思議と一度見えると角度変えても見えるんですよね。ずっと映ってたのに「見つける」まで見えてない感じとでも言うか……。

私「すごいですね!これはすごい!めっちゃ感動しました!」
ガイドさん「よかったですね、私、何度もお客さん案内してるんですけど、
1回も見えたこと無いんですよネ(笑)。」

…………な・ん・だ・と!?

私「やりましょう!私でも見えたんだから見えます!!

左から日本語で私、右からビルマ語でおばあちゃんに、ああだこうだ言われながら必死で水面に目を懲らすガイドさん。ガイドさんもおばあちゃんも私も必死。

……なんかひとだかりできてきた。
取り敢えず、おばあちゃんに後は任せて見守るわたくし。見守る野次馬。しばし……。

%&¥#$Q?!ビルマ語?
見えましたっ!!すごい!!


その後、おばあちゃんにもビルマ語でなんかまくしたてるガイドさん。
なるよね!コレ見えたらそうなるよね!!
おばあちゃんにやっと見えたか、みたいなこと言われたそうです。
お客さん案内してきてよく会うらしい。どうやらおばあちゃんは近所の人で、ここに詣でる人にあのくぼみのうんちくを教えて見えるようにアドバイスする……と言うことをいっつもやっているみたい。別にチップ目当てとかじゃなく。
我々が大騒ぎしたせいか、この後、おばあちゃん大忙しになってました。

後ろで見てた人におばあちゃん改めて由来など説明し始めていた。

この後、私はもう一つ遺跡を見て、それからサンセット鑑賞に行くことになっているのですが、結構時間がカツカツっぽいらしくて、急がねばって感じになって参りました。