K子の旅ログ

田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。小さい写真はクリックすると大きくなるよ!たまにフィクションを含みます(逃げ口上)。2017年8月現在移行作業中(いつ終わるんだ……)。なのでたまにリンクとか変なとこあるかもしれません。

メコンデルタツアーに参加するよ〜

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
おはようございます。

あさごはん食べに行くのがダルかったのですが、わたしには昨日お持ち帰りをしたカニ春巻き及びカニチャーハンがあったのです!ヤッタネ!と言うワケであさごはんをモサモサ。1日経っても冷えてもサクサクパラパラでおいしゅうございました。すばらしい。
昨日は結局、昼ごはんがほぼ夕方になったため、バーでナッツをつまんで満足してしまったのでした。 遅くまでゆっくりしていればホテルの朝ごはんも食べられたかもしれませんが、今日はそうもいかないのです。何故ならお楽しみのメコンデルタツアーに参加するのです!

このツアーはホーチミンからの日帰りツアーの中でも結構人気のあるツアーだと思います。バスでメコンデルタの入り口の町ミトーまで行って、エンジンボートに乗ったり手漕ぎボートに乗ったり果樹園や何かの作業場とかを見学したりお昼を食べたりとかそんなツアー。
どんなとこを回るかどのくらいボートに乗れるかどんなものを食べられるかなどがツアー会社によって多少異なってくる感じです。わたしは日本語にしても安かったし、日本語ツアーだとホテルから集合場所までの片道送迎がつくので、TNKトラベルと言うところで日本語ツアーを申し込みました。
朝〜夕方にかけてのツアーで、キャンペーンか何かで20ドルくらいだったような?今見ると33ドルとかになってますね。
しかしこのツアーだいたい人数多いので、別に簡単な英語は分かるしっていう人なら英語ツアーでも問題ないと思います。わたしみたく話せなくても気まずくなることはなさそう。
まあそんなこんなでお迎えの時間があったので、ゆっくり寝てられなかったのです。

お迎えは時間通り、普通のタクシーに旅行会社のスタッフが付き添っていました。
わたしより先に女性二人組が乗っていて、日本とホーチミンにお店のある会社で、ホーチミン支店の人+日本から研修に来た人と言う組み合わせでした。ひとりですかー?じゃあ写真いっぱい撮ってあげますよ!楽しみですね〜とかキャッキャして、なんだか女子旅っぽい!!
昨日は何してたんですかとか言う話になって、まあしましたよね、タクシーにボッタくられた話を。どこの会社?ときかれたのでまあ話しますよねサイゴンツーリストと。
ああ、サイゴンツーリストはね……
そら言われますよね!ホテルで呼んでもらったのにサイゴンツーリストだったんですぅー!
でもその話をしたおかげで、やはり評判が良いとされている会社ならまったくではないけどボッタクリは基本ないときいて、少し安心できました。
今回、片道送迎のダイナミックツアーで空港までのアシは自分で確保しないといけないんで……。
しかし在住者にも避けられるとか、逆にサイゴンツーリストは潰れないのか要らぬ心配をしてしまいます。ベトナム人相手にはボッタくらないのかな?

ものの10分ほどでタクシーは集合場所である旅行会社のオフィス前に到着。
いろんな旅行会社といろんなツアーバスが待機しており、ちょっとした混乱状態です。

自分のツアーが呼ばれるまで待てとのことなので、付近の写真など撮ってみたり。ゴチャゴチャしてます。なんか運動会の旗みたいのもあって無駄に楽しげな雰囲気を演出しています。
このあたりは旅行会社や安宿が集中したエリアで、バンコクカオサン通りホーチミン版みたいなもののようです。まあカオサン通り行ったことないけど。

ここで大変残念なことが発覚しました。

さっきの女性2人組は別のツアーでした。

えー残念ですねー!楽しんでくださいねー!とか先にバスに乗る彼女らとお別れ。
代わりに判明した本日のメコンデルタツアー(日本語)のメンバーは、高齢男性(1)・大学生(2)・20代社会人男性(1)・30代後半社会人男性(1)、しかも全員ひとり旅と言うまったく華のないメンバーでした。こういうツアーってもっとこう旅慣れてない子がキャッキャしながらいくもんなんじゃないん……?なんか思ってたのと違うじゃないか!(*)
これに私を加えた6名が英語ツアーのバスの最後尾に詰め込まれるという形でツアーはスタート。
こう見えてデリケートなので、見知らぬ男性と密着してドライブはちょっと嫌だなあ。

しかし、バックパッカーらしき男性4名はまあ置いといて、このおじいちゃんすごくてね。
なんかスラックスにポロシャツにセカンドバッグにステッキと言う、国内バスツアーに参加するかのような出で立ちでしてね。これはこれですげえなと、後でたまたま見かけたのですが、やっぱり夜の街でもセカンドバッグでしたね。
退職してから夢だった海外旅行をしよう!と思い立ち、旅行に出るようになったそうです。奥様は送り出してはくれるけどいっしょには行かないんだそうな。ホテルや航空券や長距離移動手段は旅行会社でまとめて手配してもらうけど、基本は個人行動だそうですごいなあと思いました。

そして道中は、年嵩のバックパッカーが主にわたしに向けて旅自慢的な話題を始め、空気を読まないわたしがあからさまに興味のない返事をし、空気を読んだ大学生がへぇーすごいですね!とか応じ始めると言う凄惨な様相を呈してきました(*)。
なんか途中で寝ちゃったような気もします。
世の大半の男性が女性のスイーツなトークを下らないと思うように、世の大半の女性は男性がすごいだろ?と自慢したいことに微塵も興味がありません。その上、わたしは卑屈なのでもともと荷物少ないとか準備しないとかノープラン行き当たりばったりの旅をすごくね?って自慢する人(または暗にそれが当たり前だと短期海外旅行者の相談などに的外れな回答をよこしそういう場で自己顕示する人)が苦手なのです。知らんがな。準備したい人は準備するし、準備したくない人はしない、ただそれだけのことじゃない。
しかも英語ガイド氏はなんかすごいいろいろしゃべっているのに、我らが日本語ガイド氏はたまにポツポツ話して、聞かれたことに答えるくらいです。
まあ「ここは日本軍が空爆をした跡地です」の案内がなかったのは気遣いだと思いますが。

そんな凄惨なドライブも一時休憩。ドライブインのようなところに着きました。

幹線道路沿いに似たようなドライブインがたくさんあり、どのドライブインにも観光バスがたくさん停まっていました。ツアーに行くバスだけで食ってるんじゃないか。
ツアー中はお手洗いに行ける場所がないので、ここで用を足しておくようにとの説明がガイドさんからあったため、トイレはダダ混み。紙ないし水出ないし大変でした。個室から出た後、並んでいた女性にのーぺーぱーでっせと伝えるとうろたえていたので、残りの少なかったポケットティッシュを進呈しました。日本の技術力に驚いてくれると嬉しいですと思いました。

フルーツジュースとかもあるみたいでちょっと欲しかったけど、あんまり時間がなかったので断念。
上の写真にある「ベトナミーズハット30,000ドン」はノンラーのことか?今気づいたけどこれ相当安くない?たぶんベンタイン市場とかだともっとボッタくられそう。別に要らないんだけど。

さてバスはいよいよミトーに入るようです。


*自分日記の意味でこのことを記録に残したいがために、このベトナム旅行記がなかなかブログに書けなかった。まあもうバレても時効だよね?見てたらごめんなさいね、でもまあいろいろありましたが、その節は楽しかったですね!なお、翌年の3月に違う会社の日本語ツアーに参加した両親から聞いた話では女子大生のグループとかいて華やかだったそうです。時期が悪かったか!